〈東京都江戸川区〉株式会社アテナ - たよりになる会社

今回は株式会社アテナの東京本社を取材させていただきました。

アテナは、「たよりになる会社」を企業理念とし、ダイレクトメールの発送代行サービスを始めとして、物流、印刷、コールセンター、データ入力、システム開発、DX、ナショナルフラッグと多角的な手法を用いたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを展開されている企業です。特に近年は、従来のシステム開発だけでなく、RPAや各種ローコードツール等も活用し、デジタルとリアルの両方に対応したサービスを提供できるよう、デジタル領域の強化拡充を推進しています。

「アテナ」の社名は、会社の主力事業であるダイレクトメールの発送事業に関連する「宛名」から着想を得ています。また、ロゴは万年筆をモチーフとしており、筆耕から始まった会社の創業時の名残だそうです。

今回は、そんなアテナの東京本社をご案内いただきましたので、その働く環境を余すところなくご紹介させていただきます!

”歩いて楽しむ”バーチャルオフィスツアー

まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)

オフィス案内人

株式会社アテナの土肥さん
営業部 土肥さん

今回の取材では、営業部の土肥さんにオフィスをご案内いただきました。4フロアにも及ぶ広大なオフィスでしたが、隅々までとても丁寧に説明していただきました!

アテナの東京本社と事業

アテナはメーリングサービスを祖業としながら、総合BPO企業として多種多様な業務を行っています。そのため、アテナのオフィスは日本全国に拠点を構え、ロジスティクスや事務センターの中枢として機能しています。葛西臨海公園にほど近いこの東京本社も例外ではなく、関東近辺やアテナの各拠点を指揮するブレインとしての機能だけでなく、郵送物の印刷・発送から、各種データ化やカスタマーサポートまでの全工程をここで完結させています。

アテナでは、月100万通を超えるDM発送を行うメーリングサービスに加え、配送物の梱包や保管など物流における不可欠な工程を代行して行うロジスティクスサービス、メールやお電話による問い合わせに対し、代行してその対応を行うコンタクトサービス、システム開発やRPA活用など、最先端デジタルツールを活用してお客様の業務のデジタル化・効率化を実現するデジタルサービス、国際会議などにおける国旗のレンタルを行うナショナルフラッグ事業などの多くの事業を手掛けており、東京本社はそれらすべての事業が同時に展開される拠点になっています。

そのような性質から、アテナの東京本社は、倉庫として使用されている2フロアを除く、4フロアにも跨る広大なエリアを有する構造となっています。

6F

アテナテラス

6階は、どの部署の方でも出入りが可能な共用スペースが多く設けられた場所となっています。2023年5月にオープンしたこのアテナテラスは、社内外の打ち合わせや休憩など、ラウンジスペースとして機能する汎用性の高さが特徴的です。エリアの名称である「アテナテラス」は社内の公募で決定されたものであり、文字通りテラスのようなゆったりとした空間という意味の他にも、ここで生まれる商談がアテナの未来を「照らす」といった意味も込められています。

株式会社アテナのオフィスのアテナテラス
株式会社アテナのオフィスのアテナテラス

アテナテラスには、このような個別ブースも用意されています。このブースの壁は非常に吸音性に優れた素材が使用されており、開かれたオープンな空間でありつつも、それぞれの会話が交わりにくいことが特徴です。

株式会社アテナのオフィスのアテナテラス
個別ブース

会議室

アテナテラスには、役員応接室とMeeting Room1,2の計3種類の会議室が備え付けられています。それぞれシンプルな構造に仕上げつつも、役員応接室は、コーポレートカラーの青色のデザインがおしゃれなアクセントとなっています。

株式会社アテナのオフィスの会議室
役員応接室
株式会社アテナのオフィスの会議室
Meeting Room 1

ロッカールーム

6階には、ロッカールームが用意されています。これらのロッカーは、それぞれの社員の方の雇用形態に関わらず使用することができ、アテナの重要な福利厚生のひとつとなっています。

株式会社アテナのオフィスのロッカールーム

食堂「プルーム」

プルームと呼ばれるこの食堂は、リーズナブルな価格で提供される日替わりランチが好評を集めています。奥には、和室の部屋も用意されており、お客様と使用されることも多いそうですよ!

株式会社アテナのオフィスの食堂

フラッグスタジオ

このフラッグスタジオでは、アテナがこれまで手掛けてきたナショナルフラッグ事業の変遷を辿ることができます。この事業は、1970年の大阪万博に始まり、長野オリンピックやFIFAワールドカップ日韓大会など、アテナの事業の中でも由緒ある事業のひとつです。その実績は、日本政府からも高い信頼を得ており、2023年の広島サミットでもアテナのフラッグが使用されました。

株式会社アテナのオフィスのフラッグスタジオ
株式会社アテナのオフィスのフラッグスタジオ
株式会社アテナのオフィスのフラッグスタジオ
アテナが特許を取得している、フラッグに装着する金具

デジタルDBPOセンター

このデジタルBPOセンターは、お客様の業務内容を把握・問題ポイントの洗い出し、最適な方法を提案・運用する場所となっています。金融系・各種メーカー系・公共団体といった様々な業界から、主に紙媒体の受付~画像化処理を行った後、全国の各拠点でデータ化を行い、運用しています。東京本社では、高度なセキュリティ要求に対応できる専用スペースを構築し、運用管理や調査業務を行っています。

株式会社アテナのオフィスのデジタルDBPOセンター
株式会社アテナのオフィスのデジタルDBPOセンター
調査依頼書の不備状況のカテゴライズがされている箱
株式会社アテナのオフィスのデジタルDBPOセンター

1F・2F・5F

機械作業場

5階より下のフロアは、主にメーリングサービスの作業場となっており、専用の機材が数多く揃えられています。ここでの工程を経た郵送物の数は、1年間で約1億5000万件にも及び、これは日本全体の郵送物の1%にも上るそうです。

株式会社アテナのオフィスの機械作業場

工程① 郵送先情報の印刷

まず、それぞれ封入された郵送物の封筒に貼付する、宛名の記載されたラベルを印刷します。機械作業場では、それを印刷するための機械が用意されています。個人情報を扱う機密性の高い作業を要するため、この工程が行われる作業場では、厳重なセキュリティの下、入場制限や持ち物の制限などが施されています。

このプリンターは連帳機と呼ばれ、1台で1時間当たりA3用紙1万枚の印刷が可能です。このプリンターと機械作業場は24時間で稼働しており、全設備を合わせると、2日間で日本の全国民を網羅できる分の発送先情報の印刷が可能なのだとか。

株式会社アテナのオフィスの機械作業場

カラー印刷の場合には、別の機械を使用します。模擬試験の結果通知のような、人によって異なる内容をカラーで印刷する場合に重宝されます。

株式会社アテナのオフィスの機械作業場
カラー印刷に対応できるオンデマンドプリンター

工程② 郵送物の封入

この機械は、封筒を開け、その中に郵送物を封入した後、それをのりで閉じるという緻密な工程を行います。

株式会社アテナのオフィスの機械作業場
紙製の封筒に対応した機械

封筒がビニール製の場合には、紙製の場合とは異なる別の機械を使用します。紙製とは異なり、熱処理などの複雑な工程が加わります。

株式会社アテナのオフィスの機械作業場
ビニール製の封筒に対応した機械
株式会社アテナのオフィスの機械作業場
加工前のビニール封筒
株式会社アテナのオフィスの機械作業場
郵送物をビニールで包む工程
株式会社アテナのオフィスの機械作業場
熱処理によって、ビニールを閉じる

工程② 郵送物の仕分け

この機械は、郵便番号順に郵便物を結束する用途で使用されます。これによって、郵便料金の割引が適用になり、それがアテナの発送代行の強みにもなっています。

株式会社アテナのオフィスの機械作業場


以上、アテナのバーチャルオフィスツアーでしたが、いかがでしたでしょうか。

アテナテラスのような、近未来的な雰囲気のある空間を有しつつも、機械作業場の町工場を彷彿とさせる古き良きレトロな雰囲気の共存した、とても魅力的なオフィスだと感じました!

そんなアテナですが、現在採用を強化しているとのことです。そんなアテナの事業やオフィスに少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度下記の詳細情報もご確認ください!

▼アテナの採用情報▼

▼東京本社のアクセス▼
〒134-8585
東京都江戸川区臨海町5-2-2

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