今回は株式会社Shippioのオフィスを取材させて頂きました。
株式会社Shippioは、「理想の物流体験を社会に実装する」をミッションに掲げ、 オペレーション×デジタルの力で、クラウドサービスを活用した効率的な国際物流業務を設計し、タイムリーに現状を可視化することができるサービス「Shippio」の企画・開発・運営を行う会社です。
今後は国際物流インフラに関わる全ての人の課題解決となるソリューションを提供すべく、グローバルプラットフォームの実現を目指し、組織の規模も移転当時の60名から100名規模へと拡大を計画しているそうですよ!
今回は、そんなShippioのオフィスをご案内いただきましたので、働く環境を余すところなくご紹介させていただきます。
”歩いて楽しむ” 360度VRオフィスツアー
まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)
オフィス案内人

今回の取材では、広報担当の加賀さんと移転プロジェクトを担当された大友さんにオフィスをご案内いただきました。2022年8月にオフィスを移転され、「貿易業界をアップデートする」というShippioの思いを、オフィス全体で表現したこだわりのポイントについてなど、お話をたくさん伺うことができました!
オフィスコンセプト
Shippioのオフィスは、JR「浜松町」駅から徒歩7分、都営大江戸線、浅草線「大門」駅から徒歩12分と交通の利便性が良い好立地にオフィスを構えられています。今回のオフィス移転に際して、物流を身近に感じることも重視されており、恵比寿や渋谷などベンチャーやスタートアップ企業が多く存在する都心部ではなく、目の前に東京湾が広がり、物流を身近に感じられる浜松町に決められたとのことです。
全体のテーマは「Shippioらしさ」にこだわり、「多様性」「透明性」を大事にされています。「多様性」は、現在働いているメンバーの性別や出身地、出身業界などに偏りがなく、エンジニア・プロダクトは社内公用語を英語にするなど、日本企業であることに捉われない姿勢を表しています。
「透明性」は、オフィス全体を見渡せば誰がどこにいるかすぐわかるように会議室をガラス張りにし、情報を遮断しない作りにこだわっているところに表れています。ちなみにオフィスは全体的に回遊できる作りになっているところも特徴です。
エントランス
エントランスはウッド調のタイルや暖色系のライトを採用しており、全体的に温かみを感じる落ち着いた雰囲気になっています。オブジェとして貨物船をモチーフにしたカウンターや重厚感のあるロープを使ったポールが設置されているなど、テーマであるShippioらしさが全面的に取り入れられた内装デザインになっています。

また来客者への案内メッセージが書かれた場所には、スポットライトが照らされており、細やかな演出の仕方に至るまでこだわりが伝わってきます。

移転に合わせて行ったアートプロジェクト
こちらは主に、来客者が案内を待つ間に利用されるウェイティングスペースとして活用されています。ソファに使われている材木は、貨物の輸送に使われる木製の中古パレットが使用されており、内装デザインだけでなく、オフィス家具などにも貨物船をイメージさせるこだわりが反映されています。

壁面には、移転の際に社内で実施されたアートプロジェクトの作品が飾られています。こちらのアートプロジェクトは、国籍や性別、年代など、多様な背景をもつメンバーそれぞれが持つ「一人一人の海」をテーマに描いた作品を展示しています。バックグラウンドの多様性からくる、多様な価値観を認め合うShippioらしいカルチャーが体現されたものであり、柔軟かつ強い組織を目指すという思いが込められています。


オープンエリア
エントランスの奥はオープンエリアになっており、ランチを取ったり、業務の合間に雑談をするコミュニケーションの場として活用されています。4人掛けのテーブル席や1対1で話せるソファ席など色々なシーンを想定したレイアウトも、こだわりのポイントとなっています。

オープンエリアでは月に1回社内イベントが実施されており、イベント後にはメンバー同士でお酒を飲みながら交流を深めるためにバーカウンターが設置されています。バーには"Bring the world forward"(世界を加速させる)というShippioが実現したい思いを記したメッセージライトが飾られています。


ミーティングエリア
ミーティングエリアには、会議室以外にも打ち合わせができるオープンな空間が設置されています。ここでは営業メンバーがお客様とお電話で打ち合わせをしたり、カジュアルな打ち合わせで使用されています。

ミーティングエリアのデスクは舵を使ったデザインが採用されており、ここにも貨物船をイメージさせるこだわりを感じさせることができます。

帆布を使った会議室案内
会議室は大小様々な部屋があり、それぞれのネームは、「DECK(甲板)」「BRIDGE(船橋)」「HULL(船底)」「KEEL(竜骨)」「RUDDER(舵)」と船のパーツにちなんだ名前が付けられています。また会議室名の案内には、実際に船の帆に使用されている帆布が使われています。










会議室の窓からは、東京湾への貨物船の入港出港や、電車、高速道路などあらゆる交通インフラが見えるようになっており、物流業界に変革をもたらすShippioとして、身近にインフラを感じられる工夫が凝らされています。


フリースペース
会議室の他に、フリースペースがいくつか設けられており、カジュアルな打ち合わせや業務の合間に休憩を取る場所として活用されています。またハイテーブルやソファ席など用途に合わせて使えるように、様々な家具が設置されており、働くメンバーのことを考えられたオフィス作りが伝わってきます。


ライブラリーコーナー
フリースペースから執務エリアに入る手前には、ライブラリーコーナーが設けられており、エンジニア、セールス、プロダクトマネージャーなどShippioで働いているメンバーが業務のアイディアに活かすための書籍から、物流業界未経験のメンバーが入社した際に読める業界に関する書籍など、多岐に渡ったジャンルが揃っています。
ちなみに、オープンエリア・ミーティングスペースと業務スペースを分ける本棚は組み替えや移動が可能です。現在今の組織が60人規模の組織がさらに拡大した際は、業務スペースを自由に広げられるよう導入されたそうです。



執務エリア
Shippioでは、職種によって出社日が分かれています。エンジニアとプロダクトに関わるメンバーは、毎週火曜日が出社日として設定されていることもあり、火曜日は全社員が出社する曜日になっています。

移転前のオフィスはフロアが分かれていたこともあり、今回の移転では、執務エリアをワンフロアにすることにこだわったそうです。Shippioではセールスとオペレーター、カスタマーサクセスとプロダクトマネージャーなど、部署の垣根を越えてが2人3脚で顧客を支援していく体制をとっています。以前は、聞きたいことをすぐに聞く必要があるが、それができない課題がありました。現在はワンフロアにすることで、すぐに聞きに行けるようになり、業務がより円滑に進むようになるなど、働くメンバーのことを考えられた内装デザインになっています。

また執務エリア内にも、至るところにソファ席が設置されており、モニターを見ながら打ち合わせをしたり、気分転換に眺望の良い景色を見ながら作業ができるようになっています。




他にも、社員からの要望に応えたフォンブースが設置されています。このように現場からの声にも耳を傾け、実際に要望を反映し取り入れる部分にShippioらしさが現れています。

MASTの部屋は、社内ミーティングに使用できるように執務エリア内にあります。また、会議室で唯一施錠が可能となっており、社内監査の際に使われています。


執務エリア内には筋トレマシーンが設置されており、社員の方々は、休憩の合間や終業後に筋トレをしているそうです。執務エリアにあることで気軽に息抜きができる環境があるのは嬉しいですよね!

社長室も執務エリア内に設置されており、社員が通る動線上に設置するというこだわりが反映されています。これは代表の透明性のある経営をしたいという想いからきており、部屋自体は防音になっているのですが、ガラス張りになっているなど徹底したこだわりを感じることができます。

働くメンバーのことを考えらえた福利厚生
Shippioには、働くメンバーのことを考えて設けられた福利厚生があり、そのうちのひとつがフリードリンクコーナーです。こちらは代表の提案で導入されたそうで、1人1日2本まで飲むことができます。

フリードリンクの他にも、エンジニア・プロダクトチームは社内公用語で英語を使用していることから「語学研修制度」を設け、会社として英語を学ぶ環境を整えています。また、外国籍のエンジニアが多いこともあり、1ヶ月間海外からリモートワークが可能な「リモートワーク規程」も設けられています。あらゆる面で働きやすい環境が整えられているそうです。
オリジナルグッズ
最後に、Shippioのステッカーを紹介させていただきます!カタカナでデザインされたレトロさを感じさせるステッカーなど、色々な種類の会社ロゴのステッカーが作られています。

以上、Shippioのオフィス紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
社員向けに、内装が入る前オフィスツアーも実施し、まっさらで広いオフィスを体感したり、来たくなる、自慢したくなるオフィスにこだわって作られていました。Shippioの特徴である「多様性」と「透明性」を追求しているだけでなく、働くメンバーのことも考えられている、こだわりが詰まった素敵なオフィスでした!
社員100名の組織拡大に向けて積極的に採用中とのことですので、「理想の物流体験を社会に実装する」のミッションの実現に共感をされた方は、ぜひ一度、以下の詳細情報をご確認ください!
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