今回は、SBIアートオークション株式会社のオフィスを取材させていただきました。
SBIアートオークションは、「アートで人生を豊かに」をビジョンとして掲げ、美術品のオークション事業を中心にプライベートセールやアートファイナンスなどを手掛けている企業です。SBIホールディングスの一角として、より多くの人にアートの素晴らしさを発信していくことを目指しています。
今回は、そんなSBIアートオークションのオフィスのご案内いただきましたので、その働く環境を余すところなくご紹介させていただきます!
”歩いて楽しむ”バーチャルオフィスツアー
まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)
オフィス案内人

今回の取材では、営業企画部 マネージャーの加来さんにオフィスをご案内いただきました。お話しをお伺いする中でも、オフィスのデザインやアートへの強い思いを熱く語っていただきました!
エントランス
SBIアートオークションのオフィスは、ゆりかもめ線「東京ビッグサイト」駅から直通の交通アクセスが抜群の立地に構えられています。エレベーターを降りると落ち着いたシンプルな雰囲気が特徴のエントランスが現れます。中のギャラリースペースやライブスタジオスペースへと続くこのエントランスは、お客様をお迎えする出入り口としても使われています。

ギャラリースペース
SBIアートオークションのオフィスは、社員の方が業務を行うバックオフィス側と応接・商談を行うギャラリースペース及び会議室とライブスタジオが備えられたフロント側の大きく2つのエリアに分かれています。フロント側では、「シンプルさ」を基調としており、オークションの主役であるアート作品を際立たせるようなオフィスデザインが施されています。
白い壁面や単色の照明などによって作られるこのような空間は、「ホワイトキューブ」と呼ばれ、多くの美術館やギャラリーで取り入れられています。この白い壁面は、作品が落下しないように刺さった釘が落ちにくくなるような素材を使用しており、そのこだわりは色だけでなく材質にまで追求されています。照明設備も同様にそのようなこだわりが徹底されており、フロント側のエリアだけでも照明のスイッチが14個も存在し、作品が一番よく見えるよう細かなライティングの調整が可能になっています。

ライブスペース
こちらのライブスタジオスペースでは、オークションをはじめとしたイベントを実施・撮影・配信しています。ギャラリースペースと同様、「シンプル」なデザインを徹底し作品を際立たせる一方、オークションに適した配置になっています。
こちらのテーブルは、オークショニアと呼ばれるオークションの進行役が立つ場所となっています。掲げられた「SBI ART AUCTION」の文字には大変こだわられたそうで、常に映像に映るポイントとして、文字の大きさや太さ、厚みに至るまで何度もメンバー同士議論を重ね完成させてこだわりが追求された場所になっています。

SBIアートオークションでのオークションのスタイル
SBIアートオークションのオフィスで行われるオークションは、主にライブ配信で行われます。出品作品を見ることができる下見会と、会場でも競りに参加できる来場型オークションは、代官山や有楽町などの会場で行われることが多いそうです。SBIアートオークションでは、入札する参加者のおよそ3割が海外の方という、とても国際色が豊かなオークションが展開されます。そのため、社員の方の中には、多言語に対応可能な方や外国籍の方も多く在籍しています。
実際のオークションの場面では、このような電話による入札が行われる場合もあります。参加者は電話を介して入札の意思を伝えることができ、電話を受け取った社員の方はハンドサインを用いて、その意向をオークショニアに伝達します。このように展開されるこの入札合戦は、非常に手に汗握るものになるそうです。

会議室
フロント側には、2種類の会議室が用意されています。主に応接や商談をする際に使用されています。お客様はアートに興味のある方が多いため、会議室にもアート作品を飾るなど細かな工夫が凝らされています。


執務スペース
バックオフィス側は、「発想力を喚起させる場所」がコンセプトとなっています。特に執務スペースでは、広々とした空間を作り出すことにこだわっており、座席の間隔や大きな窓など、スペースを広く感じることができる工夫が凝らされています。これによって、のびのびとした空間づくりを実現し、クリエイティビティを発揮することができるようになっています。


リラックススペース
こちらのリラックススペースは、ランチや休憩、小規模のミーティングなど様々な用途で使われています。毛足の長い絨毯や木材の壁などによってゾーニングを徹底し、社員の方にとっての特別な場所になることを目指したそうです。

検品スペース
オークション事業の重要な業務のひとつとして、お客様から預かった作品の技法確認や寸法の測定、傷や汚れなどの確認をする検品があります。極めて緻密で細かい作業が必要となるこの場面では、照明の光度や運ばれてきた作品の安全な導線の確保が重要になります。そのため、検品スペースでは、照明を真っ暗な状態から調節可能な暗室が用意されているほか、作品が運搬しやすいような広いスペースの確保など、多くの工夫が施されています。



以上、SBIアートオークションのオフィス紹介でしたが、いかがでしたでしょうか
アートを取り扱う会社ということから、オフィスの隅々までそのこだわりが反映されていた点がとても印象的でした。
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