〈東京都港区〉株式会社十十 - 点を磨く最後まで見届ける。

今回は株式会社十十(ジット)のオフィスを取材させて頂きました。

株式会社十十は、「点を磨く最後まで見届ける。」を理念に掲げ、TVCM、MusicVideo、映画をメインに、CG、VFXを駆使して映像制作を行っている会社です。

今回は、そんなの十十のオフィスのご案内いただきましたので、働く環境を余すところなくご紹介させていただきます!

”歩いて楽しむ”バーチャルオフィスツアー

まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)

オフィス案内人

Founder/VFX Supervisor 神田さん
Founder/VFX Supervisor 神田さん

今回の取材では、十十がオフィス移転された際にディレクションを担当された、Founder/VFX Supervisorの神田さんにオフィスをご案内いただきました。元美術館の建物をリノベーションし、一つの大きな工房として作られているこだわりが詰まったオフィスについてお話をたくさん伺うことができました!

交通の利便性が高い場所に移転

十十は元々麻布十番に事務所を構えられていたのですが、組織が拡大してきたタイミングで、今の場所に移転されてきました。現在のオフィスは、東京メトロ三田線「御成門」駅から徒歩4分、東京メトロ三田線「内幸町」駅から徒歩7分、各線「新橋」駅から徒歩9分、各線「汐留」駅から徒歩11分、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅から徒歩11分、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅から徒歩11分の交通の利便性が抜群の場所にオフィスを構えられています。

エントランス

十十は元々美術館であった場所をリノベーションされ、ひとつの大きな工房として使用されています。派手派手しく煌びやかにしたくないという思いがあり、ものづくりの街として知られている、大田区にある町工場の無骨なイメージをオフィスに取り入れられています。

また業界的にいわゆる映像系制作プロダクションは、マンションの一室でカーテンを閉め切って作業をするイメージがあることから、そういった業界の現状に新しい風を吹かせるために、十十のオフィスを夢のある場所にしたいという思いも込められています。

株式会社十十(ジット)のエントランス
天井の高さが美術館の名残を感じます。

入口のすぐ近くには、ソファ席や植物を取り入れた椅子が置かれており、来客された方との打ち合わせや社内のメンバーの方がちょっとした雑談などで活用されています。

株式会社十十(ジット)のエントランス
株式会社十十(ジット)のエントランス

コンテナ(エントランス)

エントランスには存在感があるコンテナがあり、階段を上がるとミーティングができるスペースになっています。また十十が手掛けられた作品のポスターやPVで携わった電気グルーヴさんからのサイン色紙が飾られていました。

株式会社十十(ジット)のコンテナ
株式会社十十(ジット)のコンテナ
株式会社十十(ジット)の作品
株式会社十十(ジット)が関われた電気グルーヴさんからのサイン

コンテナの上からはオフィスの中の様子が見ることができるのですが、普段はカーテンで閉じられていることもあり、こちら側からも中側からの目線を気にすることなく仕事に打ち込むことができます。ちなみにカーテンは、元々かけられていなかったのですが、メンバーの方からの提案で導入されたそうです。

株式会社十十(ジット)のコンテナからの景色
株式会社十十(ジット)のコンテナからの景色

コンテナの下は、大人数が入ることのできる会議室になっており、ここではモニターを使って外部の方との打ち合わせやリモートメンバーとのミーティングなどで使われています。

株式会社十十(ジット)の会議室

コンテナの反対側には試写室が設置されており、仮編集中の映像確認のために代理店の方やカメラマン、監督が来られて、今後の方向性や修正点などについて打ち合わせができる場所になっています。ここの試写室のみ唯一タイルが入居時のままになっており、壁の黒とのコントラストの演出に一役買っています。

株式会社十十(ジット)の通路
通路を抜けると奥側に試写室が出てくる。
株式会社十十(ジット)の試写室
後ろで作業をしながら、手前のモニターに映して打ち合わせができる仕様になっています。

執務エリア

十十では編集と呼ばれてるFlameコンポジッターのメンバーとHoudiniやMayaを使うCGのメンバーが隣同士の席にいることが、特徴だそうです。十十の組織規模でこのような体制で始められたのは、国内ではおそらく初の試みだったとのことでした。

編集とCGは日本だと別会社であることやフロアが分かれているのが通常なのですが、隣同士にすることで伝言ゲームにならず同じモニターを見ながら作業できることで、手戻りも少なく作業できるなど従来では考えられない革新的な取り組みをされています。

株式会社十十(ジット)の執務エリア
フロアには仕切りがなく、一人一台の専用マシンがあるところも特徴になっています。

ちなみに席のモニター画面が勝手に動いていて驚いたのですが、これは自宅のPCから社内の自分のマシンを遠隔で操作することができるようになっているからとのこと。これによりリモートワークでありながら、社内と同じ環境で作業が可能になるので、場所に捉われず自由な場所で仕事ができるようになっています。

コンテナ(執務エリア)

執務エリア内にもコンテナが設置されています。コンテナの上は、仮眠など休憩ができるスペースになっており、作業に息詰まった時やひと段落がついた際になどいつでも自由に使うことができ、メリハリをつけることも大切にされています。

株式会社十十(ジット)の執務エリア内にあるコンテナ
株式会社十十(ジット)の執務エリア内にあるコンテナの休憩スペース
株式会社十十(ジット)の執務エリア内にあるコンテナから見た景色
上からは、執務エリアが一望することができます。

コンテナの下は試写室になっており、ここの試写室には極力外部の方を呼ばないようにされているなど、働く方のことを第一に考えられた場所になっています。

株式会社十十(ジット)の試写室
株式会社十十(ジット)のサーバールーム
執務エリア内には、サーバーが置かれているマシンルームがあり、木目調の扉にロゴが描かれています。
株式会社十十(ジット)でかかっているオフィス内ミュージックのレコード
レコードも置かれており、その日の気分に合わせて選べるように色んなジャンルが置かれています。

キッチンスペース

執務エリアの横には、広くゆとりのあるキッチンスペースがあり、業務が早く終わった日などには、ここでお酒を飲んだり、食事を取ってメンバー同士で交流をされているそうです。海外のスタジオなどは、曜日を決めて、パーティをよくやっているのですが、日本ではまだそういった文化が少ない中、十十では先駆けで行われている点も特徴です。

株式会社十十(ジット)のキッチンスペース

オリジナルグッズ

最後に、十十のステキなオリジナルグッズがありましたので紹介させていただきます!十十では、来客時にお客様へお渡しされるカードキーのホルダーと、それがどこの場所のカードキーなのかが記されたキーホルダーを作られています。

株式会社十十(ジット)のオリジナルグッズ


以上、十十のオフィス紹介でしたがいかがでしたでしょうか。

無骨なイメージを表されたコンテナや、天井の高さから感じる開放感、他にも従来の業界から一線を画した、新しい取り組みをどんどん取り入れられており、働く方のことを第一に考え、色々な工夫が凝らされた素敵なオフィスでした。

ちなみに、現在は組織拡大のために戦略的に採用を強化されているとのことですので、「点を磨く最後まで見届ける。」という理念に共感をされた方は、ぜひ一度以下の詳細情報もご確認ください!

▼株式会社十十の採用情報について▼

▼Access▼
〒105-0004
東京都港区新橋5-22-10 松岡田村町ビル8階

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