今回は、グリーエンターテインメント株式会社のオフィスを取材させていただきました。
グリーエンターテインメント株式会社は、グリーグループが培ってきたゲームの開発・運営のノウハウを通じ、日本発のIPとゲーム作品の魅力を世界に届けることを目指して設立され「日本発のIPとゲームで、世界を熱狂させる。」をミッションに掲げられています。
IPプロデュース事業、ゲーム事業を中心に事業展開をされており、魅力ある原作をアニメ化し、より多くの人に届けたり、魅力あるアニメのゲームを開発して、より多くのファンに新しい熱狂を生み出すなど、アニメ、ゲームの創造・開発・プロデュースを通じて、世界により大きな熱狂を生み出すことに挑戦されています。
今回は、そんなグリーエンターテインメントのオフィスをご案内いただきましたので、働く環境を余すところなくご紹介させていただきます!
”歩いて楽しむ”バーチャルオフィスツアー
まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)
グリー本社やグループ会社が入居するオフィスビル
グリーエンターテインメントが入居されている、六本木ヒルズゲートタワーには、他にも「グリー株式会社」、「株式会社WFS」、「株式会社ポケラボ」、「REALITY株式会社」、「グリーベンチャーズ株式会社」などグリーグループの企業が入居されています。
また六本木ヒルズゲートタワーは、都営地下鉄大江戸線 「六本木」駅から徒歩4分・東京メトロ日比谷線 「六本木」駅から徒歩約5分、都営地下鉄大江戸線 「麻布十番」駅から徒歩4分・東京メトロ 南北線 「麻布十番」駅から徒歩7分と、交通の利便性が非常に高い場所です。
オフィスのテーマ
今回グリーグループが、六本木ヒルズゲートタワーに入居される際に決められたテーマは、「従業員のためのオフィス」だったとのこと。コロナ禍を機にオフィスの役割を、従業員がより働きやすく、従業員が普段使うスペースに重点を置いて、より会社に来たくなるような設計にされました。
デザインコンセプト
内装デザインのコンセプトは、「Subcultural Retreat With a Kick」。サイバーパンク、アジアン、ストリート、ポップカルチャーなどの要素が散りばめられています。また「従業員のためのオフィス」の定義を、グリーに関わるクリエイターたちが集まり、個性や文化、アイデアを表現、享受できるプラットフォームと置き、そこからさらにそのプラットフォームを多種多様な才能が集まる「混沌とした都市」と変換をし、各フロアごとにそのキーワードから連想されるデザインを取り入れられています。
エントランス
ネオンが特徴的なエントランス
グリーエンターテインメントが入居されている5階のコンセプトは、「Future Chaotic」になっています。近未来を感じさせるネオンを用いたサイバーな表現や鉄板をくりぬいたようなパンチングメタルなど、エントランスから圧倒的に世界感に対してこだわられていることを感じました。


セントラルエリア
フロアの中央には、広々とした共有スペースが広がっています。グリーグループが入居されている、各フロア共通して中央の共有スペースはセントラルエリアと呼ばれており、フロア毎に特徴を持たせ,4,6,8階はDJカウンターを囲むオープンな空間デザイン、5,7階はネオンとパンチングメタルがインパクトを与える空間デザインになっています。
コミュニケーションが生まれるための工夫を感じる仕掛け
セントラルエリアにある柱には、「Future Chaotic」をイメージされたデザインが施されており、それに合う形で、室内の案内板が設置されていました。
コンセプトである「Future Chaotic」の説明や、オフィスに配置されているアートを手がけたアーティストの説明が書かれており、まるで現代アートが飾られているお洒落な美術館のようでした。
このように案内板が設置されていることで、新しく入社された方や、来社された方とコミュニケーションを生むきっかけになりますし、オフィスのコンセプトを風化させない役割も担いますよね。

中央には、ソファ席が設置されており、気分に応じて好きな場所でメンバー同士雑談をしたり、気分を変えて業務をしたりすることができます。どの席も雰囲気に合うような家具をセレクトされており、デザイン性と高級感を感じることができました。





家具の配置による空間作りも
窓に面して設置している椅子は、あえてデスクなどを置かずに広々とした空間づくりをされています。このような空間作りをした意図として、現在入居されているオフィスビルは、目の前が開けている場所が多いので、「チェアやソファで外を見ながらゆったりした気持ちで作業ができるスペースを確保したい。」という想いが込められているとのことでした。

日常を彩るアート
今回の新オフィスで一番の目玉となるのは「日常を彩るアート」になっています。"クリエイティブな発想が生まれるよう空間もクリエイティブに"という想いから各フロアにアートを随所に取り入れられています。
グリーグループとして入居されている各フロアの作品は、商業施設アート専門のキュレーターを起用し、今回のコンセプトに基づいて提案していただいたアーティストの作品と、今回のオフィス移転を担当された役員の荒木さんが、SNSで見つけたアーティストの作品が半分ずつの割合で飾られていることもこだわりの一つです。


執務エリア
執務エリアももちろん「Future Chaotic」のコンセプトに合わせた空間づくりをされています。
オリジナルデザインの看板
執務エリアの入り口に設置されている看板は各フロアオリジナルのデザインになっており、全体のコンセプトに合わせて細部にまでこだわって作られています。看板ひとつにも手を抜かないところが、クリエイティブな事業を行う会社ならではですよね。

近未来カオティックをイメージするウォールアート
執務エリア内の一部の壁には、デザインコンセプトである「Future Chaotic」をイメージしたデザインが施されています。サムライや忍者といった日本を感じられる要素が取り入れられており、遊び心を感じる執務エリアになっており、働く場所としてワクワクさせてもらいました。



執務エリア
グリーエンターテインメントは、週2回の出社とリモートワークのハイブリッド型の勤務体制を取られています。全席フリーアドレスを採用されており、部署単位では固まって座られることが多いそうです。また、どこに座っても同じ環境で働くことができるように、各席にはモニターが配置されています。




ワークポッド
執務エリア内には、ワークポッドと呼ばれている個室ブースが複数設置されています。ワークポッドは集中して業務に向かいたい時や少人数での打ち合わせなどの際に活用されています。いくつかのタイプが用意されており、1人用や複数人で利用ができるタイプもあり、様々なシーンに対応できるようにされています。


グループ全体で利用できるコンシェルジュ
9階フロアには、グループ社員であれば誰でも自由に使うことができる、コンシェルジュが設置されています。ここでは、備品関係の取り扱いやパソコン周りで困ったことがあれば解決してもらえるなど、手厚いサポートを受けることができます。
リラックススペース
執務エリア内には、両サイドに「チームハート」と呼ばれるリラックススペースが設けられており、ソファ席タイプでゆったりくつろげる空間になっています。くつろぐ以外にも、モニターが設置されているのでWebミーティングなどの用途で使うことが可能になっています。
できるだけリラックスできるようにあえて、タイルを変えることで、業務を行う空間と切り離されたスペースとして確立するような工夫も施されていました。




福利厚生として設置されたオフィスグリコや自販機も
リラックススペース内には、グリーエンターテインメントの福利厚生のひとつであるオフィスグリコも設置されています。色々な種類のお菓子やアイスクリームなど多種多様なジャンルを取り揃えられている点が嬉しいポイントですよね!
他にもグリーグループの福利厚生として、ウォーターサーバーが用意されていたり、自販機も最も安いドリンクは60円で飲むことができるなど従業員にとって嬉しいポイントがいくつもあります。


原作者やアニメ関係者の皆様から頂いた数々のサイン
リラックススペースには、グリーエンターテインメントがプロデュースした数々の作品の元となった原作の著者からのサインやアニメの声優を務められた声優の方からのサインが所狭しと並んでおり、ファンにはたまらない空間になっていました!



漫画やキャラクターのグッズなども飾られており、エンタメ領域で事業を展開されている企業ならではの雰囲気を感じることができます。

グリーエンターテインメントが手がける様々なプロダクト
その他にも、グリーエンターテインメントがプロデュースするアニメ作品のポスターが並べられていました。見ているだけでワクワクするだけでなく、自分たちが手掛けた作品が実際に目で見てわかる形になってオフィスに飾られているのは嬉しいですよね!

グリーエンターテインメントが大切にされている想い
執務エリア内には、グリーエンターテインメントが大切にされているミッションである、「日本発のIPとゲームで、世界を熱狂させる。」が英語で書かれたメッセージボードが飾られていました。

会議室
会議室は、フロアの床面積を有効活用する点にこだわられています。外部の方との打ち合わせがWeb会議主体になってきているため、6〜10人くらいの中規模な会議室を多く設置されている点も特徴のひとつです。他にも特徴として、会議室内も「Future Chaotic」のコンセプトに合わせてインパクトのあるデザインがそれぞれの会議室に施されていました。


以上、グリーエンターテインメントのオフィス紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
グリーグループがオフィスコンセプトとして掲げられている、「従業員のためのオフィス」を体現する空間設計が特徴的で、出社した際のリアルなコミュニケーションが取りやすいような仕掛けが、随所に取り入れられている素敵なオフィスでしたね。
またグリーエンターテインメントが入居されている5階フロアのデザインコンセプトである「Future Chaotic」をイメージした数多くのアート作品が、働く場所としてワクワクする空間作りをされているのも特徴的でした!
ちなみに、グリーエンターテインメントでは現在一部職種で採用を強化されているとのことです。「日本発のIPとゲームで、世界を熱狂させる。」というミッションの実現に少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度以下の詳細情報もご確認ください!
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