今回は、デジタルハリウッド株式会社の本社オフィスを取材させて頂きました。
デジタルハリウッド株式会社は、デジタルクリエイティブ分野を軸に、就転職を目的とした社会人向けクリエイター養成スクール「デジタルハリウッド」、文部科学省認可の大学および大学院「デジタルハリウッド大学」、自宅にいながら学べるオンラインスクール「デジハリ・オンラインスクール」、プログラミング習得を通じて起業を目指す「ジーズアカデミー」など数多くの事業を展開されています。
今回は、そんなデジタルハリウッドのオフィスをご案内いただきましたので、働く環境を余すところなくご紹介させていただきます!
”歩いて楽しむ”バーチャルオフィスツアー
まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)
オフィスコンセプト
デジタルハリウッドは、今回のオフィスデザインを考えられた際のコンセプトとして、「出社したくなるオフィス」「仕事の集中、効率化が図れる職場環境」「ソーシャルディスタンスを保てる職場環境」の3つを掲げられました。
エントランス
デジタルハリウッド株式会社は、各線「御茶ノ水」駅から徒歩1分のアクセス抜群の好立地にオフィスを構えられています。
エントランスは、緑が全面に取り入れられたお洒落なエントランスになっています。またインパクトのあるデジタル作品が飾られており、オフィスに来るお客様や入学検討者の方にとってワクワクする場所として設計されています。

リアルタイムグラフィックス作品「新熈代勝覧」
エントランスに飾られているデジタル作品は、デジタルハリウッド大学大学院の修了生である稲垣匡人氏が制作されています。こちらはリアルタイムグラフィックスで構築されており、この作品内に映し出される人々の往来は、2度と同じ状態にはならないといったプログラミングが施されており、作品を通じてデジタルハリウッド大学院で習得できる構想力・技術力の高さを感じることが出来ました。


フリースペース
オフィスには来社された方との打ち合わせや社内メンバー同士が自由に話すことができるフリースペースが用意されています。



杉山学長が撮影された社員の方々のお写真
フリースペースの壁には、デジタルハリウッドで働く方々のお写真が飾られています。こちらはデジタルハリウッド大学の杉山学長が撮影されたお写真とのことで、メンバーに対する気持ちが伝わってくるようですね。

他にも立ちながら打ち合わせができるスペース用意されているなど、さまざまな形で気軽にコミュニケーションが取れる仕掛けがたくさんありました。



テレブース
フリースペースの奥は、デジタルハリウッド東京本校(専門スクール)の入学検討者の方をカウンセリングするスペースとなっており、その窓側にはテレブースが設置されており、集中して業務をしたい時やWebの打ち合わせなどの際に活用されています。


国内でいち早く展開された「ドローン講座」
デジタルハリウッドは、2015年に開校した「ロボティクスアカデミー」にて国内でいち早くドローン講座を開講されています。ドローン講座は、廃校になった小学校の校舎を活用した「デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ」でおこなわれており、広々とした敷地で講座を受けることができることも特徴です。

卒業生や在校生の作品
エントランスからフリースペースには、たくさんの在校生や卒業生の作品が展示されています。フリースペースは、デジタルハリウッドの受講生や、入学検討者の方が通られることもあり、実際に制作された作品を展示することで、これから自分たちもこのような作品を制作できるという楽しみを与えてくれる素敵な場所となっています。






レセプション
レセプションは受講生の方が、学習中の質問や困りごとなどを相談することができる場所です。また社員の執務スペースと繋がる場所でもあるので、講座の運営者と受講者という垣根を超えてコミュニケーションが取りやすい場としての役目も担っています。

執務エリア
執務エリアはワンフロアの開けたスペースになっており、部署ごとにエリアを決めているそうです。また特徴的な作りとして、あえて正面に人が来ないデスクの形になっており、今のコロナ禍に即したソーシャルディスタンスを保てる職場環境になっています。

HOT DESKING
このデスクでは作業をしたり、ランチを取ったり、雑談をする場所として活用されています。各場所には、プレートが設置されており、それぞれの場所に応じて用途がひと目見てわかる工夫がなされています。このプレートはスタッフがデザイン・制作をしているとの事です。


METTING ZONE
社内メンバーが打ち合わせをする際に活用されています。ソファ席で広々と座って打ち合わせすることができるようになっており、使う方のことを考えられた設計になっています。


他にも窓際の席で作業ができるミーティングゾーンもあります。ここは休憩スペースとしても人気で、夕暮れ時に日が落ちる綺麗な景色を見ながら作業をすることができます。


FOCUS ZONE
FOCUS ZONEは集中して業務に打ち込みたい時に活用するスペースです。立ちながら作業ができる場所や座って作業ができる場所など、それぞれのスタイルに応じて作業ができるように細かな配慮が行き渡ったスペースになっています。



PRIVACY ZONE
PRIVACY ZONEはWebでの打ち合わせで主に活用されています。各席にモニターとライトが用意されており、Web打ち合わせに最適な環境で業務に集中することができます。


MULTI ZONE
MULTI ZONEは用途を自由に使うことができるエリアであり、特徴として、最長1週間連続使用が可能な場所となっており、例えばデジタルハリウッド大学の入学案内の封入作業や新入生を迎える際の新学期の準備等などにも活用されています。



書籍コーナー
デジタルハリウッドでは読書を推進する仕組みとして、ジャケ読み(本のカバーデザインやタイトルで気になる本を選んで読書する)にて、メンバー同士でおすすめをする書籍コーナーが用意されています。直感的に"いいな"となったものをまずは読んでみるという読書に対してのハードルが下がるための素敵な取り組みになっています。


オリジナルグッズ
デジタルハリウッドでは、今回のオフィスリニューアルに合わせて社内で共有できる備品の設置を始められています。まずは、置き傘を設置して社員全員が置き傘を用意しなくても良いようにしています。

ロッカーに使われているネームプレートは、社内にあるラボで自作したものとなっており、自分たちで作れるものは自作するというクリエイティブな取り組みが推進されています。このネームプレートは、PRIVACY ZONEを利用する際に、扉にネームプレートを貼り付け、誰が利用しているのかを分かるようにしております。

MEDIALIBRARY RECEPTION
デジタルハリウッドの執務室の1つ下のフロアには文科省認可の「デジタルハリウッド大学」のキャンパスがあり、約1,200名の学部生と院生が学んでいます。同キャンパスには、学生や教職員が様々な用途に活用できるメディアライブラリーも併設されています。ここでは、デジタルクリエイティブに関する書籍はもちろん、様々なジャンルの書籍が置いてあり、課題に息詰まったときや集中して勉強したい時に活用されています。






入り口に飾られているアート作品「にゃんこリーダー」
ライブラリーの入り口には、杉山学長の家に住んでいる猫がモチーフになった「にゃんこリーダー」の絵が飾られています。こちらは、デジタルハリウッド大学大学院に在籍する、現役の歯科医でアーティストとしても活躍する長縄拓哉さんの作品です。

カフェテリア
学生や受講生のコミュニケーションの場として、カフェテリアが設置されています。食事を取りながらや、授業の合間に友達同士で、課題の相談をしたりと学生にとって憩いの場にもなっています。またイベントの際にレイアウトを変えやすいように、机には全てキャスターが付いているなど細かな部分まで工夫がされています。



LabProto
デジタルハリウッド大学の学部生や院生の方が、自身の作品を研究するためのファブリケーション工房が併設されています。3Dプリンターやレーザーカッター等の工作機械が置かれており、立体的に作品を分析したいときなどに活用をされています。またメンバーのロッカーに貼るネームプレートやフリースペース内にあるプレートも全てここの機材で制作されているとのことです。


以上、デジタルハリウッド株式会社のオフィスと、併設する同社運営の学校紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。
一貫してコミュニケーションが取りやすい工夫がされており、常にどこにいても色々なアイディアが生まれるような仕掛けを施されている点が、特徴的でしたね!
ちなみにデジタルハリウッドでは、更なる事業成長のために採用に注力されているとのことですので、デジタルクリエイティブ領域でワクワクする未来を作ることに少しでも興味を持った方は、ぜひ以下の詳細情報もご確認ください!
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