今回は、テレビや雑誌でも話題の食品宅配サービス「Oisix」などの事業を運営されているオイシックス・ラ・大地株式会社の本社オフィスを取材させていただきました。
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「これからの食卓、これからの畑」をつくることをミッションに掲げ、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決するための事業を展開されています。国内では「Oisix」や「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」など大きく3ブランドを展開し、流通総額は1,200億円、サブスク会員数は約60万人に上ります。
また、社会課題の解決にも積極的に取り組まれており、脱炭素社会の実現を目標にした「グリーンシフト施策」など、創意工夫を凝らした様々な施策を展開されています。
今後は海外におけるBtoCサブスク事業領域の成長や国内のBtoBサブスク領域など非連続的な成長を視野に入れており、さらなる事業展開をするために、仲間を募集しながら、組織基盤の強化を行っていくとのことです!
今回は、そんな「オイシックス・ラ・大地」のオフィスのご案内いただきましたので、働く環境を余すところなくご紹介させていただきます!
”歩いて楽しむ”バーチャルオフィスツアー
まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)
オフィス案内人

今回の取材では、HR本部の松本さま(左)小川さま(右)のお二方にオフィスをご案内いただきました。当日は偶然、着ている服の見た目が似てしまったとのことでオイシックス・ラ・大地のユニフォームではないとのことです!笑
エントランス
オイシックス・ラ・大地の本社オフィスは、JR大崎駅直結のゲートシティ大崎イーストタワーに入居されております。アクセス利便性はとても高く、スムーズに取材に伺うことができました。
お客様を迎える大きな壁画
エントランスを訪れると真っ先に目に入る、こちらのシンボリックな壁画は経営統合を機に、2018年にアーティストに書いていただいたものだそうです。オイシックス・ラ・大地といえば、企業の沿革としても「大地を守る会」や「らでぃっしゅぼーや」との経営統合は大きな転換期という印象ですので、とても重要なシンボルのひとつですね。

生産者さまの畑の土を利用した日本地図
こちらの日本地図にはオイシックス・ラ・大地と取引のある全国の生産者さまの畑の土を利用しています。 日本各地の土地ごとに異なる色合いや質感の土があったことがとても印象的だったと同時に、日本全国の生産者さまとつながりのあるオイシックス・ラ・大地のスケールも感じることができました。

食を通じて社会課題の解決を目指す「WeSupport」
「WeSupport」はオイシックス・ラ・大地、RCF、ココネット(セイノーホールディングスグループ)が連携して運営する食品支援のプラットフォームで、国内の新型コロナウイルスの感染拡大の最前線で働く医療従事者の方たちを「食」でサポートする取り組みから始まりました。
現在、この取り組みは新型コロナウィルスの拡大によって、経済環境が大きく変化し深刻な影響を受けている、ひとり親世帯を中心とした子どものいる貧困家庭への食支援を目指し、「WeSupport Family」として、ひとり親世帯を中心に「食」でサポートする取り組みとして広がっているとのことでした。


パラスポーツも支援
オイシックス・ラ・大地はパラスポーツの支援もされているとのこと。
代表の高島 宏平氏は、一般社団法人日本車いすラグビー連盟の理事長に就任されているとのことで、パラスポーツを中心とした幅広い競技への支援を行われているそうです。


数々の受賞歴
こちらには数々のトロフィーや賞状が飾られていました。特に目を惹いたのはミッキーマウスの形をしたトロフィーです。「Oisix」は、ディズニーとのライセンス契約を結び、子どもたちの食の未来を創造し、より良いものにするための活動「Table for tomorrow」というプロジェクトを推進されているそうです。その中でディズニー/ピクサーのキャラクターを活用した商品も複数リリースされているとのことで、こちらのトロフィーはそのような取り組みに対してウォルト・ディズニージャパン社から授与されたものだとのことです。

ミーティングスペース
お客様と打ち合わせをするミーティングスペースは、すこしでもオイシックス・ラ・大地のサービスを知っていただくために、「小会議室 Kit Oisix」などサービス名で名づけられていました。

執務エリア
オイシックス・ラ・大地の執務エリアはワンフロアで設計されており、部門同士の垣根が感じづらいように工夫されているエリアでした。
オフィスカイゼン掲示板
執務エリアに入って一番はじめに目についたのがこちらのオフィスカイゼン掲示板でした。こちらでは従業員であればいつでもオフィスに対する改善の意見を出すことができるとのことで、実際に大小さまざまな改善のための取り組み内容が掲示されていました。小さな要望もしっかりと取り込むという担当の方のこだわりを感じられるポイントでした。

起業家の名前が会議スペースの名前に
社内の会議スペースはすべて、「ビル・ゲイツ」など著名な起業家の名前で名づけられていました。この取り組みには一人ひとりが創業者という気持ちで仕事をしてほしいという想いが込められているとのことで、実際に大崎にある現在の本社に移転される際にも同様の一人ひとりが創業者という気持ちで取り組もうというアナウンスもあったそうです。

フードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」

これまで捨てられていたものに付加価値を加えることを目指す「アップサイクル」。その概念を食にも取り入れているのが、OisixのUpcycle by Oisixです。
2022年4月27日~5月15日には「アップサイクルマーケット」が、東京・有楽町マルイでポップアップショップとして開催され、フードロス削減やこれまで食べられていなかったものをアップサイクルして食品にする取組として野菜の皮や茎などを商品化したものを販売されたとのことでした。
こちらに配置されているボードはイベント期間中に店内に設置され、フードロス削減をお客様と一緒に盛り上げたとのことです。合計のフードロス削減量は264.6kgとなり、このような取り組みがもっと広がればサステナブルな社会に一歩ずつ近づくなと感じることができました。
休憩&ワークスペース「ネスト」
オイシックス・ラ・大地本社の8階には休憩や集中するためのワークスペースとして利用できる「ネスト」と呼ばれているスペースがありました。仮眠や食事で利用することもできる一方で、大声での会話を禁止しているなど、この空間が有意義に活用できるようにするための決め事もしっかりと設けられていました。


卓球台が机に
ネストを案内いただいていて、目に留まったのですが、なんと卓球台が机として利用されていました。
おそらく、「昔は卓球台として利用されていたのが今は机として役割を変えたのかな」と色々と想像を膨らませてくれる使い方でした。


オイラの弁当
オイシックス・ラ・大地ではお昼時に、自社と取引のある生産者の食材を使った「オイラの弁当」が社内販売されるそうです。毎日メニューは変更され、価格もリーズナブルだとのことで食に関わるオイシックス・ラ・大地ならではの福利厚生のひとつですよね。
ちなみに、金曜日だけベーグルが販売されるらしいのですが、特に人気のためすぐ売り切れるそうですよ!(取材当日は夕方だったので、残念ながら写真を用意することができませんでした。。)
Oisix ra daichi - Osaki kitchen studio
こちらは大崎本社にあるオイシックス・ラ・大地のキッチンスタジオです。
こちらは社内の商品開発や試食会、社外向けのイベントなどで利用されるとのことで、取材当日も商品開発の方がお仕事をされていました。全部で3つのキッチンがあり、同時に複数の用途で利用することも可能です。


家庭を意識した調理環境
オイシックス・ラ・大地は家庭で使用されるサービスが大半のため、調理器具はあえて家庭環境に寄せた設備にされているとのことでした。実際、わたしたちも馴染みあるような家電がたくさん設置されていました。

社内イベントでも活用
キッチンスタジオは社内のチームなどで自由に使用することができるとのことでした。
お料理好きな方も多いとのことで、自分たちで食材を持ち込んで自由に調理して交流されているとのこと。役員や代表もイベントをしていたらカジュアルに参加されて行かれるそうですよ!

以上、オイシックス・ラ・大地のオフィス紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
「これからの食卓、これからの畑」という想いを掲げているオイシックス・ラ・大地らしく、食に対する強いこだわりやそれを支えるための細部へのこだわりがオフィスへも現れているところが特徴的でした。
ちなみに、更なる事業の拡大と食の領域における社会課題解決を見据え、戦略的に組織を急拡大中とのことで新卒/中途採用を問わず幅広く採用をされているとのことです。食の領域で社会課題解決を真剣に向き合われているオイシックス・ラ・大地に少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度以下の詳細情報もご確認ください!
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