今回は株式会社リクルートの本社オフィスを取材させていただきました。

リクルートは、「まだ、ここにない、出会い。」をブランドメッセージとして、一人ひとりに、楽しい時間や仕事、新たな暮らし、人生にまつわるチャンスなど、まだ見ぬ可能性に出会う"機会"を提供することを目的とした事業運営をされています。具体的には「SUUMO」「スタディサプリ」「ゼクシイ」「リクナビ」「タウンワーク」など、誰もが一度は目にしたことがある事業を展開されています。

また、組織に対しては「価値の源泉は人」という考え方を持ち、好奇心が刺激され、協働や協創が育まれる仕組みをたくさん導入されている日本を代表する企業のひとつです。

今回は、そんなリクルートをご案内いただきましたので、その働く環境をバーチャルオフィスツアーを用いて、余すところなくご紹介させていただきます!

”歩いて楽しむ” バーチャルオフィスツアー

まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)

オフィス案内人

株式会社リクルートのオフィス案内人

今回のオフィスツアーはワークプレイス統括室でマネジャーをされている西田さんに行っていただきました。リクルートの組織への考え方が反映された本社オフィスについて丁寧にご紹介をいただきました!

コンセプト

好奇心を起点に、協働・協創が生まれる「公園(CO-EN / Co-Encounter)」のような場

新たなリクルート本社のコンセプトは「公園(CO-EN / Co-Encounter)」でありこれには、自律した個が集い、多様な個々と繋がり高め合える場新しい働き方を実現する場という想いが込められています。そのコンセプトを実現するための思い切った施策としてリクルートは複数あった東京都心の拠点を本社オフィスを中心とした3拠点に集約され、自律的にワークプレイスを選択できる環境とリアルコミュニケーションを重視できる集まれる環境作りを推進されました。

「公園(CO-EN / Co-Encounter)」というコンセプトが生まれた背景についてはこちらの記事をご覧ください。

集まるためのオフィス

リクルート本社オフィスは、集まるための仕掛けを、全フロアに施しています。執務フロアには、同じ組織のメンバーとの「集まる」‧「出会う」を誘発する小さな “ CO-EN ”スペースを各フロアに設置。" CO-EN " フロアには、社外を含む、異なる組織のメンバーとの「集まる」‧「出会う」を推進する仕掛けがたくさん施されています。

株式会社リクルートのオフィスコンセプト

" CO-EN " フロア

" CO-EN " フロアは22階と41階の2フロアに設置されており、2つのフロアは異なった機能を持っています。

・22Fは不特定多数が同時多発的ににぎやかな環境下で利用
・41Fの日常は比較的静かな環境下で、イベント時は目的を持った特定コミュニティが集まり利用する方向性で構築

利用シーンの想定を分けることによって、よりニーズに合わせた空間づくりを実現されています。

22階“CO-EN”フロア

22階はすべてのスペースが社内外の方問わず利用可能な空間となっており、用途やシーン別に合わせた集まるための場所は大きく6つ設けられています。

①セミナールーム

セミナールームでは外部講師の方をお招きしたトークセッションや社内のキックオフイベント、研修などが行われるそうです。ガラス張りで非常に解放感の溢れる空間になっています。また、登壇者とイベント参加者との距離が近くつくられていることもこだわりポイントであり、ステージが参加者を囲うような形でつくられているため、登壇者はステージの上を自由に歩きながら、参加者とコミュニケーションを取ることが可能です。

株式会社リクルートのセミナールーム
株式会社リクルートのセミナールーム

②ラウンジ

ラウンジはセミナールームに隣接しており、ラウンジ側のガラス壁は開閉ができるようになっています。イベント前の待ち時間を過ごしたり、イベント後に参加者同士でリラックスしたコミュニケーションを行うことで新たな繋がりが生まれることにつながる場所となっています。また、ラウンジは予約不可で自由に利用できるスペースとすることで、他拠点から訪れた従業員も気軽に立ち寄れる安心感を作っていること特徴的です。

株式会社リクルートのラウンジ
株式会社リクルートのラウンジ

③パーゴラ

パーゴラはあえて壁を設けずに開放的な雰囲気を感じることができるワーク&コミュニケーションスペースです。ここは用途に併せて貸切の利用ができるようになっていたり、気分を変えてブレストしたり、予約してランチや懇親会を実施することも可能とのことでした!

株式会社リクルートのラウンジのコミュニケーションスペース
株式会社リクルートのラウンジのコミュニケーションスペース

④テンポラリー

テンポラリーはリクルートの社内外含めたオープンイノベーションへの姿勢が感じられる象徴的な空間です。ここでは自社やお付き合いのある企業様の新商品やプロダクトを従業員に使ってもらいテストマーケティングが可能となっており、今後はご当地の物産展や、書籍等の物販などの展示イベントも集まる仕掛けとして実施予定とのことです。

株式会社リクルートのラウンジにあるテンポラリーブース

⑤ダイニング(社員食堂)

CO-ENにはダイニングもあり、集まりたくなる仕掛けとして「美味しい料理」と「居心地の良さ」を追求しています。毎朝、昆布とかつおで出汁をとったお味噌汁とかまどで炊いたごはんの定食が提供され、おいしい会話を楽しめる空間となっていました。毎日のメニューは、食堂アプリから確認することが可能であり、将来的にはモバイルオーダーで事前決済することも構想されているそうですよ。もちろん、決済はキャッシュレス決済であり、リクルートが提供するサービスのひとつAirペイが使われています。

株式会社リクルートの社員食堂
株式会社リクルートの社員食堂のランチ
株式会社リクルートの社員食堂のランチ

⑥カフェ

カフェはちょっとした相談を行う「よもやま」や、何気ない会話が可能なコミュニケーションスペースとして機能しています。カフェとしての空間へのこだわりも素晴らしく、小川珈琲の豆を使ったコーヒー、フワフワ泡のカフェラテ、ジェラートが提供され、17時30分以降はBarとして営業しているそうです。Bar営業を早い時間から行っている理由としては、家庭の事情で早く帰る必要がある方も参加しやすく設計しているそうです。

株式会社リクルートのカフェ

41階“CO-EN”フロア

41階は22階とは異なり、大型のイベントが実施可能な空間となっています。ここでは各部署ごとの交流会から、オンラインイベント配信などまで幅広く対応可能なように、音響などの設備も充実されていることが特徴的です。また、41階は全体が大きな窓で囲われており、東京が一望できる特別な空間となっています。そのため、イベント時以外は解放感を感じながらリフレッシュが可能な空間として利用することも可能です。

株式会社リクルートの41階“CO-EN”フロア
株式会社リクルートの41階“CO-EN”フロア


以上、リクルートのバーチャルオフィスツアーでしたが、いかがでしたでしょうか。

自律した個が集い、多様な個々と繋がり高め合える場新しい働き方を実現する場をつくるというリクルートらしい想いが随所に表現された素敵な職場でした。「価値の源泉は人。」であり、社内外の人がリクルートのオフィスに集うことによって新たなイノベーションが生まれる。そんな光景を彷彿とさせてくれるような働く環境があるからこそ、今後も社会の最前線で新たなイノベーションを生み出し続けるのだろうなと感じさせてくれました。

そんなリクルートですが、世の中に新たな価値を創造し続ける仲間を募集されています。リクルートの事業や想いに少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度下記の採用情報もご覧ください!

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