今回は、合同会社DMM.comのDMM.make AKIBAを取材させていただきました。
DMMグループは、「誰もが見たくなる未来」をコーポレートメッセージとして、サブスクリプション動画配信サービス「DMM TV」やオンライン英会話サービス「DMM英会話」を始めとした、60種以上の事業を手掛けています。その中でも秋葉原に拠点を構えるDMM.make AKIBA(https://akiba.dmm.com/)では、技術やビジネス面でサポートするスタッフとハードウェア開発環境を備えた、モノづくりコワーキングスペース事業を展開しています。
今回は、そんなDMM.make AKIBAをご案内いただきましたので、その働く環境をバーチャルオフィスツアーを用いて、余すところなくご紹介させていただきます!
”歩いて楽しむ” バーチャルオフィスツアー
まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)
オフィス案内人

今回の取材では、コミュニティマネージャーの生田さん、関本さん、PR広報責任者の木下さんの3名にオフィスをご案内いただきました。オフィスのこだわりについてだけでなく、DMMの事業や大切にしている価値観についても、隅々まで解説していただきました!
DMMのモノづくりコワーキングスペース事業
DMMでは、「モノづくりができるリアルな場」として、モノづくりのためのコワーキングスペース「DMM.make AKIBA」を展開しています。「つくり手が描く未来を共に実現する」をパーパスに掲げたこの事業は、今回取材させていただいたオフィスの名称ともなっており、ハードウェアやIoT、モノづくりのハードルを下げてより多くの人がチャレンジしやすい環境を提供。作りたい人に寄り添うことにフォーカスした施設を目指して運営しています。
DMM.make AKIBA の会員になることで利用ができるこの施設には、3Dプリンターやレーザーカッターなどの電子工作が可能な設備を整えつつ、開放的な空間で業務に取り組むことができるフリーアドレスエリアや5種類の会議室などが用意されています。また、専門的な知識・技術を有する「テックスタッフ」が在籍しており、モノづくりの初心者や製品づくりに不安を抱える利用者に対しても技術的な相談をすることができます。さらに利用者同士のコミュニティ活性化を担う「コミュニティマネージャー」が常駐し、交流イベントや勉強会の企画・運営、利用者同士のマッチングなど、利用者の課題解決に繋がるようなサポートが充実しているのが特徴です。このように、様々な用途に対応できる環境となっている点が、個人や法人を問わず多くの顧客からの評価を集めています。

DMMの3Dプリント事業
DMM.make AKIBAでは「DMM.make 3D プリント事業部」の事業推進メンバーが入居しています。この事業では、顧客からの 3D プリント受託製造サービスを主に手掛けており、3D プリントのトータルプラットフォームとしては、国内最大規模のユーザー数を誇っています。

施設内には、DMM.make 3D プリントサービスで造形したサンプルを多数展示しているため、実際に造形品を手に取って見ることもできます。自分で作るよりも精度が高いものや素材にこだわった造形をしたいという方には、DMM.make 3D プリントの造形サービス(https://make.dmm.com/)を案内してもらうことも可能です。

もちろん、DMM.make AKIBA に設置してある 3D プリンターを利用して、実際に試行錯誤しながら納得のいくものを自分で作ることも楽しみ方の一つです。
エントランス
DMM.make AKIBAは、秋葉原駅から徒歩2分の好立地に位置しています。オフィス全体は、アメリカンテイストをコンセプトとしており、それを意識したヴィンテージ感のあるデザインが随所に施されている点が特徴的です。
中でもエントランスはそのコンセプトが最も表現された場所のひとつでもあり、中央の赤い扉や床材は、アメリカの工場から廃材として取り寄せたものだそうです。また、壁面のレンガや鉄骨、木目調のカラフルな床などが、レトロな雰囲気を醸し出しています。

ファブスタジオ
こちらのスペースはファブスタジオと呼ばれ、デジタルデータをもとに創造物を制作する技術を意味する「デジタルファブリケーション」に由来し、その名が付けられています。中には、3Dプリンターやレーザーカッター、UVプリンターなどが用意されており、DMM.make AKIBA のモノづくり施設としての中枢として機能しています。



フリーアドレスエリア
エントランスを抜けると、フリーアドレスエリアに辿り着きます。文字通りフリーアドレスとなっており、自由な座席で作業を行うことができるだけでなく、電子工作の設備が整う「F1」、ミーティングなどの複数人での活動に適した「F2」、一人で集中して作業ができる「F3」の3か所のエリアに分かれており、それぞれのスタイルに応じて、自由な働き方ができる点が魅力的です。
いずれのエリアも壁や仕切りの少ない開かれた構造となっており、様々なバックグラウンドをもつ会員同士の交流を促すオープンイノベーションの場として機能しています。また、ホワイトボードが多数用意されており、リラックスできる空間がアイデアの発想を促進させ、それらをすぐに書き起こすことができるようにという狙いがあります。




ブレイクエリア
こちらのブレイクエリアでは、地上12階の眺望を楽しみながら休憩をとることができます。建物の外周に沿う形でエリアが設置されており、それぞれの座席が外側を向いているため、一人で集中して作業を行うことにも適しています。

Team Room
DMM.make AKIBA に拠点を持ちたいという方向けに、3 名から 6 名を対象とした個室型のチームルームも用意されています。オプションで法人登記も可能なため、複数人での起業・法人化や秋葉原エリアのサテライトオフィスとしても利用が可能です。

会議室
DMM.make AKIBAでは、Meeting Room 1~3、Judge Room、Mini Judge Roomの5つの会議室が用意されています。いずれの会議室も貸し出しサービスがされているため、どのような方でも利用できるようになっています。
Meeting Room
Meeting Roomは通称「MR」とも呼ばれ、いずれもガラス張りの壁面に囲まれた、美しい眺望が特徴的です。中は、木材を基調とした床や机によって、落ち着いた雰囲気としつつ、シンプルなデザインに仕上がっています。

Judge Room
Judge Roomは、Meeting Roomとは一風変わった重厚感のある雰囲気が特徴的です。2種類のJudge Roomは、いずれも防音設備を備えていることから、スタジオとしても利用することができ、会議だけでなくネット配信や交流会、セミナー、ゲーム大会など、様々な用途で使用されるそうです。
このJudge Roomという名称は、かつて起業家が投資家に対し出資を求めてプレゼンを行い、それをジャッジする場としてよく使用されていたことに由来しています。


以上、DMM.make AKIBAのバーチャルオフィスツアーでしたが、いかがでしたでしょうか。
フリーアドレスエリアや会議室を始めとする様々な業務スタイルに合わせた設備や、アメリカンテイストを基調としたレトロな雰囲気が、大変魅力的なオフィスだと感じました!3D プリンターや電子工作工具などモノづくりに必要な機材が充実している他、ものづくり初心者でも相談ができる専門スタッフや利用者の課題解決を支援してくれるコミュニティマネージャーがいるのも心強いです。利用者同士もコミュニケーションがとれるようなイベントが充実しているのもありがたいポイントですね!
そんなDMMグループですが、事業拡大のため採用を強化しているとのことです!今回ご紹介した DMM.make AKIBA でも一緒に働く仲間を募集しています!「誰もが見たくなる未来」のコーポレートメッセージやオフィスの雰囲気に少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度下記の詳細情報もご覧ください!
▼DMMグループの採用情報▼
https://dmm.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=SipWY3Y9SaOdFSyuOWvVjQ
▼DMM.make AKIBAのアクセス▼
〒101-0022
東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル 12F