今回は株式会社マネーフォワードのオフィスを取材させて頂きました。
マネーフォワードは、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションを掲げ、社会のあらゆる「お金の課題」を解決し、社会をより良くすることを目指した事業を展開されています。主要事業の顧客セグメントは主に法人、個人、金融機関の三つのセグメントであり、法人向けには「バックオフィス向けSaaS事業」「SaaSマーケティング支援事業」「ファイナンスサービス」を、個人向けには「家計簿・資産管理サービス」を、金融機関向けには「Fintech推進、DX支援」の事業を展開されています。
また、直近の2022年度は売上高は約214億円に上り、従業員数も2023年現在で約2000名にもなる企業です。(東証プライム市場上場)
今回は、そんなのマネーフォワードのオフィスのご案内いただきましたので、働く環境を余すところなくご紹介させていただきます!
”歩いて楽しむ”バーチャルオフィスツアー
まず、はじめにオフィスをデジタル空間で実際に歩いてみてください。
そのあとに記事の詳細を読んでもらえると、この記事がもっと楽しめると思いますよ!
(360度画像内の矢印を押すことで、任意のエリアへ移動することが可能です!)
オフィス案内人

今回の取材ではデザイン戦略室の寺村さんにオフィスのご案内をいただきました。寺村さんからはマネーフォワードの急成長を支える社員が働く環境に対するこだわり方や直近オフィス増床をされた背景やそこに込められた想いまでをとても熱く語っていただくことができました!
21階 エントランス
マネーフォワードはJR田町駅芝浦口直結という好立地にオフィスを構えられています。エントランスにはマネーフォワードが大切にされている想いが随所に散りばめられています。例えば、エントランスの後ろにある斜めに切り抜かれた木のデザインには事業が右肩上がりに成長し続けるという状態をイメージされています。



途中まで積まれたレンガのような、あえて未完成のような意匠を取り入れることで、マネーフォワードがいかなるフェーズでも大切にし続ける、みんなで共に創るというコンセプト「Let's make it!」が表現されています。

ミッション/ビジョンのグラフィック
エントランスの隣にはイラストレーターのマエダユウキさんが描かれたミッション/ビジョンのグラフィックがあります。マネーフォワードが描く未来が一目でわかるだけでなく、イラストとしても完成されているためとても印象に残る作品になっています。

21階 会議室
21階には社外の方とのミーティングに用途が限定された会議室が複数あります。この会議室の名前はマネーフォワードの事業である「お金」をコンセプトに社員の方から公募をして決定されたとのことで、お金にまつわる偉人の方々の名前が使われています。


21階 リフレッシュエリア
リフレッシュエリアは昼食などをとり、従業員の方々がリフレッシュをするためのスペースとして運用されています。


Culture Heroを表彰するメダル
リフレッシュエリアには過去に表彰された方々の名前が記載されたメダルがオブジェとして飾られていました。Culture HeroとはマネーフォワードのCulture(Speed,Pride,Teamwork,Respect,Fun)を体現された方やその姿勢を持った方を表彰する制度。マネーフォワードの企業文化に対するこだわりの強さが感られます。


ビジョングラフィック
リフレッシュルームにはビジョングラフィックが掲載されています。マネーフォワードが掲げる「お金のプラットフォームになる」というイメージを具現化したデザインになっています。このグラフィックはマネーフォワードの各拠点に置かれており、関東拠点は関東地域を関西拠点は関西地域を意識したようなデザインになっていることが特徴です。


21階 ワークラウンジ
リフレッシュルームの奥にはワークラウンジというエリアが広がっています。ワークラウンジは社外講師の方を招いたセミナーや社内の勉強会など幅広い用途で利用することが可能です。取材当日も社内勉強会が行われていました!
また、ワークラウンジはリフレッシュルームと繋げることができ、社内外のコミュニケーションを活性化させるために大きな役割をになっています。例えば、セミナーをワークラウンジで実施し、繋げたリフレッシュルームで軽食を用意した交流会を行うなどという利用の仕方が可能とのことです。

21階 ミートアップルーム
ワークラウンジのさらに奥にはミートアップルームという部屋があります。ミートアップルームは階段状の設計になっておりカジュアルな使い方から部会などの固い使い方まで幅広い用途に対応可能とのことです。また、小窓などがあることから総会などの配信スタジオとしても利用されたことがあるそうですよ。

20階 コネクトエリア
20階のコネクトエリアは今回増床をされた中でも目玉エリアの一つとなります。このエリアはマネーフォワードに在籍される様々なバックグラウンドを持った魅力的なメンバー同士が新たに知り合えたり、仲を深めたり、思い出を作れる場所にしたいという想いで作られました。


手形で作られたマネーフォワードのシンボルマーク
コネクトエリアを入るとすぐに従業員の手形で作られたマネーフォワードのロゴマークが目に入ります。このロゴマークは社員が出社して繋がることの大切さ、対面で空間を共有する時間を大切にしたいという思いがこもったアートワークになっているそうです。



ミートアップ(スタジオ)
コネクトエリア内には配信スタジオとしての機能をもったミートアップという部屋があります。ここは社内外問わずイベントの際に使用することができ、配信機能を持っているためオンラインイベント等で活躍しているそうです。

バーカウンター
コネクトエリアにはバーカウンターが配置されており、平日の18時以降はドリンクを一本無料で飲むことができるそうです。また、オープニングセレモニーの際には、有志の社員の方によるバーが開かれたそうですよ!


また、従業員の方が持ち込まれた本格的なコーヒーメーカーもあり、従業員が有志でコーヒー豆を持ち寄り、本格的なコーヒーを楽しまれているそうです。


20階 執務エリア
20階の執務エリアは完全フリーアドレス制であり、チームごとに向き合って働けるようなデスクやチェアの配置になっています。珍しいのは事業部やチームごとにも決められたスペースはないとのことで、事業部やチーム単位で毎日場所を移動されているそうです。それによってこれまで生まれなかった事業部間のコミュニケーション等が発生されているとのことで、素晴らしい取り組みだと感じました!
また、執務エリアはコの字型になっておりコネクトエリアを離れるほど静かな空間になるようなオフィス設計にされています。

みんなで塗装した柱
執務エリアの柱はマネーフォワード社員の方々が有志で集まって自ら塗装されたそうです。ここにもみんなで作り上げる「Let's make it!」の精神が表れており、デザイン的に上手い塩梅で色ムラが生まれており、温かい雰囲気を演出していました。


パーソナルブース
マネーフォワードはリモート会議に対応できるように多くのパーソナルブースを配置されています。

パーソナルエリア
作業に集中できるエリアとして、原則会話を控えるスペースと、周囲に配慮しながらウェブ会議を行えるスペースで構成されています。

プレイヤールーム
プレイヤールームはお祈りをするための専門のスペースです。マネーフォワードではエンジニア組織を中心に海外の方を採用されており、現在4割ほどは外国籍のエンジニアが在籍されているそうです。その方たちの宗教上の都合にも対応できるようにこのスペースを設けられたとのことでした。

リラックスブース
リラックスブースでは休憩を取ったり、短時間の仮眠など行うことができ、ちょっとした気分転換に使うことができるスペースです。

20階 会議エリア
20階の会議室は世界の通貨の名前が室名に採用されています。こちらも21階と同様に従業員の方から公募で決まった名前とのこと。また、リモート会議にために1人でも利用可能な1on1ルームも充実しており、様々な形態のミーティングをストレスなく実施することが可能です。



以上、マネーフォワードのオフィス紹介でしたがいかがでしたでしょうか。
「Let's make it!」というマネーフォワードの精神がオフィスを作り上げる際に至るところに反映されており、参加型でオフィスデザインをされているところや、温かみのある雰囲気からマネーフォワードらしさが伝わってくる素敵なオフィスでした。
ちなみに、事業は継続的に拡大中であり、新たな挑戦にも取り組まれているそうです。そのため、新卒、中途問わずさまざまな職種で採用を強化されています。マネーフォワードの組織文化や「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションの実現に共感をされた方は、ぜひ一度以下の詳細情報もご確認ください!
▼マネーフォワードの採用情報について▼
▼Access ▼
〒108-0023
東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F