こんにちは!今回は、AR技術を活用して作成された「AR名刺」について、そのメリットや名刺作成サービスなどをご紹介します。人とは違った名刺で自分をアピールしたい方必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
AR名刺とは
そもそも通常の名刺は、会社名や名前、住所、連絡先などが印刷された55×91mmの長方形の薄い紙です。初めて会った人に自己紹介をするツールとして使用されており、テキストで相手に情報を伝えることができます。
一方で、AR名刺の場合は、名刺に印刷されたテキスト以上の情報を画像や動画、音声などによって、相手に伝えることができます。
まずはこちらの動画をご覧ください。
この動画は、琉球銀行がデジタルマーケティングの一環として制作したAR名刺の動画です。動画では、琉球銀行の名刺にスマートフォンをかざすと、スマートフォンカメラに写っている名刺の中央から琉球銀行頭取が登場して、おじぎと挨拶を始めました。
このようにAR名刺では、通常の名刺以上の情報を相手に伝えることができます。
AR名刺のメリット:①相手にインパクトを与えることができる
それでは、AR名刺のメリットをご紹介します。
まず1つ目のメリットは、AR名刺であれば、名刺交換の際に相手に強く印象を与えることができます。特に企業に勤める会社員は、名刺が溜まって管理に悩むほど、日常的に名刺を交換する機会が多いのではないでしょうか。
代り映えのしない名刺では、相手の印象に残ることはできません。しかし、AR名刺であれば名刺交換の際にAR技術を相手に体験させることで、簡単に自分の名刺を相手に印象付けることが可能です。
また、近年VRやARを始めとしたXR技術が非常に注目を集めている状態ですので、そちらの分野に明るいという印象を与えることもできるでしょう。

メリット:②マスクをしていても素顔を相手に見せることができる
コロナ禍で感染防止のため、会社の規則で商談の際もマスクを外すことができない方も多いのではないでしょうか。
初対面の人との商談の場合、相手の素顔や表情を全く知らない状態では、いまいち話が盛り上がらなかったり、相手と距離ができてしまうこともあると思います。
そこで、AR名刺によって自分の素顔や笑顔を相手に伝えることで、相手と距離を縮める効果も期待できます。
メリット:③音声や画像、動画を載せることができる
AR技術によって空中に映像を出したり、音声を流したりできるのもAR名刺のメリットの1つです。
特にデザイナーや映像技術のフリーランスなどクリエイターの方は、AR名刺にポートフォリオを載せることで、相手にわかりやすく自分をアピールすることができます。
メリット④:各種SNSリンクを記載できる
現在では、SNSを通じてビジネスのやり取りをすることが一般的になっています。そのため名刺にSNSアカウントのIDを記載する方も多いのではないでしょうか。
AR名刺であれば、わざわざIDを入力して相手のアカウントを探す必要はありません。ARで表示されている画面上のSNSアイコンがアカウントへのリンクボタンとなっているため、タップすることでリンク先のアカウントへ飛ぶことができます。
また、多数のSNSアカウントをお持ちの場合に、全てのアカウントIDを載せるには名刺のスペースが足りない、レイアウト的にやりたくないという方にもおすすめです。
AR名刺作成サービスのご紹介:専用アプリ不要!WebAR名刺
株式会社palanの提供するWebAR名刺では、QRコードと黒枠の部分をスマホカメラで読み取ることで、名刺のAR情報を見ることができます。
専用アプリ不要なので、実際の名刺交換でもスムーズに使うことができます。
株式会社palanサイト:https://webvr-lab.eishis.com/
AR名刺を自作してみよう
多少のプログラミングスキルがあればAR名刺を自作することも可能です。多くの人がチャレンジしていますので、興味がある方はインターネットやTwitterで「AR名刺 自作」と検索してみてください。AR名刺を自作して、自分だけのオリジナル名刺で自分をアピールしてみませんか。