急速に導入が進んだオンラインでの採用活動は、場所や時間の制約を受けずに参加できるため、応募者数が増加しやすい一方で、応募者にとっては企業の雰囲気や社風を知る機会が少ないことから、入社前に漠然とした不安を感じたり、入社後には実際に働く中でギャップを感じたりということが発生しやすい採用活動です。
このデメリットを解決するには、従来のオンライン採用活動以上に、応募者に対して応募先の企業について理解を深めてもらう施策が不可欠となります。
今回は、そんな「採用活動×VR」の活用事例をご紹介します。
『360°VR動画』:360°見渡すことができる会社説明動画
株式会社メディアクト:『新卒採用VR』
株式会社メディアクトの提供する『新卒採用VR』では、視聴者は自分の操作によって、社員による会社説明を聞きながら辺りを360°見渡す体験をすることができます。特に工場などの場合、カメラで映っている場所以外の様子も気になるものです。360°VR動画は応募者に雰囲気や設備の綺麗さなどを知ってもらうツールとして非常に有効です。
(参考)株式会社メディアクトHP:https://kururu360.jp/case/recruit.html
『VRイベント』:3DCGによって作られたバーチャル空間で現実さながらの採用活動
株式会社ベクトル:『バーチャル新卒採用EXPO2022』
2020年11月、株式会社ベクトルは『バーチャル新卒採用EXPO2022』として、バーチャル展示会プラットフォーム「そのまま展示会 ウェブブラウザ版」を活用したオンライン採用イベントを開催しました。
コロナ禍における「企業と学生が出会える場」を創出するために企画された本イベントには、ベクトルグループの企業20社が出展し、約800人の就職活動生が参加しました。
参加者は、バーチャル空間の会場内を自由に移動して企業ブースを見てまわることや、会社説明資料のダウンロード、企業担当者へチャットで質問・ビデオ通話をするなど実際の採用説明会さながらの体験をすることができました。
(参考)株式会社ベクトル プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000286.000000204.html
『360°VRオフィスツアー』:VRを活用したオフィス紹介でオンライン採用を強化
ハートコア株式会社(Heartcore, Inc.):『VR360』
ハートコア株式会社(Heartcore, Inc.)の提供する『VR360』では、オフィスを特殊なカメラで撮影し、3D-VRモデルで構築することでオフィス空間をVR化します。
また、バーチャル空間にキャラクターや吹き出し、動画などを表示させることができるため、オフィスに関する補足説明を追加したり、自社のYouTubeチャンネルの視聴を促すことも可能です。
『VR360』では、作成されたVR空間に情報を追加することで、ただ単にバーチャル空間でオフィスを見学する以上の体験と情報を応募者に提供することができます。
(参考)ハートコア株式会社HP『VR360』:https://www.heartcore.co.jp/solution/CX/vr360_office.html
株式会社シリウス・ネオ:『360°VRオフィスツアー+インタビュー動画』
株式会社シリウス・ネオが提供する本サービスでは、360度VRオフィスツアーと会社説明インタビュー動画の2つのコンテンツが組み合わさっています。
オンライン採用活動において、応募者にとっては、オフィスの綺麗さや設備だけでなく、その企業の社風や雰囲気も非常に気になるポイントです。実際に企業で働く社員が仕事のやりがいやビジョンなどをインタビューにより発信することで、応募者が内定後のイメージを明確に持つことができるようになるため、その企業への志望度を高めることにもつながるでしょう。
(参考)株式会社シリウス・ネオHP:https://sirius-neo.com/lp
バチャナビ:『360度VRオフィスツアー&記事作成サービス』
弊サイト「バチャナビ」では、VRオフィス紹介記事の取材/掲載サービスを行っています。
自社の組織文化が現れるオフィスやコミュニケーション空間を社内外に知ってもらいたいと考えていらっしゃる方は、お問い合わせフォームからお声がけください。
実際にオフィス風景や働いている社員の雰囲気を撮影/インタビューさせていただき、こだわりを言語化、視覚化した上で、その内容を無料で記事にさせていただきます。
VRオフィスツアーとオフィス紹介記事が組み合わさったバチャナビの本サービスでは、企業の雰囲気・設備等をより分かりやすく発信することが可能です。
(VRオフィス紹介記事イメージ↓)