バーチャル空間で入社式を開催 「メタバース入社式」とは

新型コロナウィルスの感染拡大によって、企業では採用プロセスから実際の業務に至るまで、多くの場面でインターネットが活用されるようになり、社員が実際に出社することは少なくなりました。

そのような状況の中で採用された新入社員は、採用面接だけでなくその後の入社式もオンラインで行われたため、会社の一員になった実感がない、新入社員同士や会社メンバーとコミュニケーションが不足していて不安を感じるなどの悩みを抱えるケースが見受けられました。

今回は、従来のオンライン入社式のデメリットを解消する「メタバース入社式」をご紹介します。

「メタバース入社式」とは何か

一般的にメタバース入社式では、参加者たちは自宅からアバターの姿で、バーチャル空間上に存在する会場にアクセスして入社式に参加します。

また、入社式でVRゴーグルを活用することによって臨場感が増すだけでなく、社員にVR・メタバース技術に対する興味や関心を持ってもらう機会としても活用することが可能です。

バーチャル空間ならではの演出 PwC Japan グループの入社式

2022年4月4日、PwC Japanグループは、メタバースプラットフォーム cluster(クラスター)を利用して、バーチャル空間上で約500名の新入社員が参加する入社式を開催しました。

会場は自然豊かな空間となっており、木々や花が存在するだけでなく、新入社員も「花」をモチーフとしたアバターに身を包んで入社式に参加しました。

特にバーチャルならではの工夫として、新入社員のアバターがバーチャル空間を進むごとに種、つぼみ、花と変化するように設定されており、新入社員の「成長」が表現されています。

今回の入社式は、PwC Japanグループ、株式会社ネイキッド、および株式会社ヘラルボニーの4社で協業して企画・演出が行われたもので、バーチャルならではの演出が新入社員たちの印象に残った入社式となったのではないでしょうか。

また、2022年6月にPwCコンサルティング合同会社では、VRゴーグル3,000台を用意して、全社員参加の社内イベントをcluster(クラスター)やVRChatといったメタバースプラットフォームを利用して開催しており、VR・メタバースに対する企業としての高い関心が伺えます。

コミュニケーションを重視した 日本IMBの入社式

今年開催された日本IMBの入社式では、海の上の桟橋をモチーフにしたバーチャル空間が会場となりました。参加者たちは、チャットやスタンプでコミュニケーションを取ったほか、従来のオンライン入社式とは異なるメタバース入社式の特徴を活かして、新入社員がアバターを操作し「IBM」の人文字を作るプログラムも行われました。

メタバース入社式が開催できるメタバースプラットフォームを運営する企業をご紹介

クラスター株式会社

株式会社クラスターは、「人類の想像力を加速する」をミッションにスマートフォン、PC、VRゴーグルなど様々な環境からアクセス可能なメタバースプラットフォーム cluster(クラスター)の開発・運営を行っています。友人と一緒にバーチャル空間でイベントやコンテンツを楽しむことができるほか、企業の依頼・要望に応じて、音楽ライブ、ファンイベント、映画上映会などのエンタメイベントから、カンファレンス、採用セミナー、展示会などのビジネスイベントに至るまで幅広いサービスを cluster上で提供することができます。

クラスター株式会社公式サイト:https://corp.cluster.mu/

monoAI technology株式会社

monoAI technology株式会社は、スマホ、PCからアクセス可能な独自の「大規模VR空間共有技術」をベースとしたメタバースプラットフォーム「XR CLOUD」の開発・運営を行っています。2022年に行われた24時間テレビのメタバース会場にも利用された実績があります。

2021年からは、「バーチャル入社式」サービスのパッケージ販売も開始しています。

monoAI technology株式会社公式サイト:https://monoai.co.jp/

バーチャル入社式専用サイト:https://ceremony.xrcloud.jp/

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