コロナの影響でリモート授業、リモートワークになり、自宅で過ごす時間を有効に使おうと、英語学習を始めた方も多いのではないでしょうか。今回はそのような方に向けて、VR機器を使って自宅からオンラインで英会話を学べるサービスを3つご紹介します!
英会話スクールAEONの新サービス「VR英会話レッスン」
実は、英会話スクールとして有名なAEONでは、昨年12月よりイーオン銀座校でVR機器を使用した英会話レッスンが行われていましたが、ついに2022年8月23日(火)より、完全オンラインで受講可能なVR英会話サービスが開始されました。
対応機種はMeta Quest2(旧Oculus Quest)で、対象年齢は満13歳以上。
VR英会話で受講可能なレッスンのレベルは、AEONによると「初中級~」です。AEONが誇る英語教育経験が豊富な講師が担当するので、英会話に自信がない方でも安心です。
公式サイトでカリキュラムを確認できますが、個人的には海外旅行に行った際に使えるような内容が多いレッスンだという印象を受けました。コロナが落ち着いた後、海外旅行に行きたくなった場合に備えて受講するのもいいかもしれません。
今年12月末まで受講料割引キャンペーンもやっていますので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
公式サイト:https://www.aeonet.co.jp/online/vr/
AEONとパートナーシップを結んでいるImmerseも2023年英語学習プログラム発売予定。
AEONとパートナーシップを結んでいるImmerse (イマース)は、メタバース空間で講師と生徒が言語学習を行う「ライブ型言語教育VRプラットフォーム」の開発を行っています。現在はMeta Questストアでスペイン語のみ販売となっていますが、順次フランス語、英語、日本語へと範囲が広がる予定です。
公式サイト:https://ja.immerse.online/
VRでビジネス英会話を学べる「スマートチューター」
スマートチューターは、人間の姿をしたAIと会話型トレーニングをしながら、英会話力を身に着けるという珍しいサービスです。AIが自分の英語力を分析して、改善点・弱点などを明確に教えてくれます。また、相手がAIなので、「人と話すのは怖い・気疲れする」「いちいち英会話の予定を入れるのがめんどくさい」という方にはうってつけのサービスです!
内容としては、ビジネス関連のシチュエーションでの英会話について学ぶことができます。海外のクライアントとやり取りをしたり、社内公用語の英語で会議をしたりする必要があるビジネスマンの方におススメです。
現在は2種類のコースが選択可能で、TOEICスコア400~600取得者を対象にした初級プログラムとTOEICスコア600~800を対象にした中級プログラムがあります。
対応機種はMeta Quest(旧Oculus Quest)です。VR機器を持っていない方には、郵送でVRゴーグルの貸し出しサービスも行っているので、VRに初めて触れるという方でも安心です。
公式サイト:https://www.plusone.space/
VRChat
VRChatは、バーチャル空間上で世界中の人とコミュニケーションを楽しむことができるアプリです。ユーザーに外国人の方が多いため、ゲーム内で英語を話している方を見かけたら積極的に話しかけることで(迷惑にならない程度で)、英会話の練習をすることもできます。
仲良くなれれば、VRChat内の様々なワールドを観光するなどして一緒に遊んだりすることで、楽しみながら英語力を高めることができるようになるでしょう。
逆に、日本語を学習するためにVRChatをプレイしている外国人の方もいらっしゃるので、自分が話しかけられたときには、笑顔でやさしく対応してあげてくださいね!
公式サイト:https://hello.vrchat.com/
VRで英会話を学ぶメリット・デメリット
最後に、箇条書きでVR英会話のメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
メリット
- オンラインで受講することができるので、自分の家の近くに英会話スクールがない方でも、バーチャル空間で、他人との英会話体験をすることができる。
- 人前で英語を話す機会を増やすことで、自分の英会話力に対する自信と達成感を得ることができる。
- アバターの姿を通してコミュニケーションを取るため、自分や相手の表情が現実ほど細かく分かるわけではないので、会話の際に緊張しすぎない。
- バーチャル空間によって、様々なシチュエーションで英会話の練習ができる。(例えば、教室のような空間を用意すれば、参加者の前に立って発表者が英語でスピーチをするなどの体験も可能。)
デメリット
- 受講するために、高価なVR機器を用意しなければならないことがある。特に多くのサービスで「Meta Quest2」というVRゴーグルを使用するが、こちらは現在最低でも6万円近い価格からしか購入することができない。
- VRゴーグルは、目の成長に悪影響を及ぼす恐れがあり、基本的には13歳未満の子どもが使用することができない。
VR英会話を受講するには、Meta Quest2を用意する必要のあるサービスが多いですが、英会話以外にもいろいろと使えるおススメVR機器なのでこの機会にぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。