ANAホールディングス株式会社が、バーチャルトラベルプラットフォームの開発・運営を行うために設立したANA NEO株式会社によって、現在「ANA GranWhale」の開発や事業構築が進められています。今回は、バーチャル空間での新しい旅行体験を提供する「ANA GranWhale」についてご紹介します。
バーチャルトラベルプラットフォーム「ANA GranWhale」とは
動画の最後のあたりで、旅客機と並走しているのが「時空を超える旅客機」をコンセプトとしているバーチャルトラベルプラットフォーム「ANA GranWhale(エーエヌエー グランホエール)」です。クジラのような形状をしています。
また、動画で流れている曲は、世界を舞台に活躍を続けているヴァイオリニスト、作曲家の葉加瀬太郎氏が作曲したものです。
3つの提供サービス
ANA GranWhaleでは、「Skyパーク」「Skyモール」「Skyビレッジ」の3つのサービスが提供される予定です。
・「Skyパーク」では、本サービスの目玉であるバーチャル空間での旅行体験をすることができます。バーチャル旅行者は、自宅から世界中の都市や絶景スポットを観光することができるほか、バーチャル旅行体験に合った現実での旅行予約も可能です。最大8人まで参加可能なので、バーチャル家族旅行も楽しめそうですね!
・「Skyモール」では、バーチャル空間のモール内で買い物や各種イベントを楽しむことができます。ネットショップでの買い物と同じように、バーチャル空間で購入した商品は実際に自宅へ届くので、家族や友人と普段買わないようなものを購入して、現実でお互いに見せ合うのも面白いかもしれません!
・「Skyビレッジ」では、バーチャル上での医療・教育・行政などのサービス展開が予定されています。
対応機種
対応機種は、スマートフォンやタブレット、VRヘッドセットです。VRヘッドセットに関しては、Meta Quest2から順次機種の拡大が行われる模様です。
株式会社パソナグループとの提携発表も
2022年9月6日(火)には株式会社パソナグループとANA NEO株式会社の提携も発表されています。「ANA GranWhale」内での就業先の紹介やメタバース空間で働くための研修プログラムの提供などが行われる予定です。
今までにも、バーチャル空間で開催されたイベントにおいて、企業が出展したブースで店員が接客するなどの試みは行われていましたが、今回のパソナグループの提携により、メタバース上での雇用・人材領域を開発する活動が本格化していくと思われます。
リモートワークとしてPCの前に座るのではなく、VR機器を装着してメタバース上で働くという体験もそこまで遠い未来ではないのかもしれません。
一足先に「ANA GranWhale」の世界観を体験できる<京都国際マンガ・アニメフェア2022>
「バーチャル旅行がどんなものか、あんまりイメージできない」「VRはよくわからない、むずかしそう…」という方におススメなのが、9月17日~18日に開催予定の京都国際マンガ・アニメフェア(通称:京まふ)。
このイベントにANA NEO株式会社も出展する予定で、ブースではVRヘッドセットを使用したメタバース体験をすることができる模様です。VRヘッドセットならではの没入感・臨場感をぜひ体験してみてください!
詳細は、本記事の最後にあるイベント概要欄から公式サイトをチェック!
会社概要 会社名:ANA NEO株式会社 本社所在地:東京都港区東新橋1丁目5番2号 代表取締役・CEO:冨田 光欧 資本金:8,735万円 設立:2020年8月7日 公式サイト:https://www.ana-neo.com/ Twitter:https://twitter.com/ANANEO_official
イベント概要 タイトル:京都国際マンガ・アニメフェア2022 開催期間:2022年9月17日(土)~9月18日(日) 会場:みやこめっせ(メイン会場)/ロームシアター京都、京都国際マンガミュージアム(第2会場)、東映太秦映画村(特別会場) 主催:京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会、京都市 共催: KYOTO CMEX 実行委員会、京都国際マンガミュージアム、東映太秦映画村、京都コンピュータ学院・京都情報大学院大学 協力:「伝統産業の日」実行委員会、Ani Love KYOTO実行委員会 公式サイト:https://kyomaf.kyoto/