みなさん、こんにちは!
バーチャルオフィスツアーが企業の採用PRで注目され始めていることを知っていましたか?今回はバーチャルオフィスツアーとは何か、どのような企業が利用しているのか、など基本的な部分について具体的な事例も交えてご紹介をしていきたいと思います。
バーチャルオフィスツアーとは
360度の映像や画像を撮影できるカメラやソフトウェアを活用して、デジタル空間にオフィスを再現する技術を応用したコンテンツです。
バーチャルオフィスツアーの特徴「リアリティ」
バーチャルオフィスツアーでは高度な撮影技術や撮影機材を用いることでオフィスの雰囲気をリアルに再現することが可能です。その高い再現性から、ユーザーは実際に会社へ行かなくてもオフィスで働くイメージをリアルに体験することが出来るようになります。
バーチャルオフィスツアーの特徴「自由度」
ネットワーク環境さえあれば、ユーザーは「いつでも」「どこでも」「何度でも」バーチャルオフィスツアーを体験することが可能です。ユーザーは時間や場所の制約や周りの目を気にすることなく自分の好きなように見学することが出来るためとても自由度が高いコンテンツとなります。
バーチャルオフィスツアーの特徴「体験型」
バーチャルオフィスツアーはユーザーが体験して、理解を深める体験型のPRコンテンツとなります。映像や写真など一方的に発信するコンテンツとは異なる、没入感の高い体験の提供が可能です。
バーチャルオフィスツアーの種類と活用例
一口にバーチャルオフィスツアーといっても表現の仕方にはいくつか種類があります。導入を検討される際には、ただ開発を行うだけではなく導入の目的、会社の特徴、魅せ方など複数の観点でしっかりと検討をしたうえで導入を進める必要があります。バーチャルオフィスツアーの表現の種類について実際に導入をしている企業の事例も交えてご紹介します。
GREEのバーチャルオフィスツアー
GREE株式会社はグループ会社にGREE VR StudioというVR事業を運営する企業を持っています。高い技術力を基にオリジナルキャラクターがGREEのオフィスを案内してくれる非常に面白い体験が出来るバーチャルオフィスツアーを公開しています。
楽天のバーチャルオフィスツアー
私たちの生活でとても馴染みのある楽天グループ株式会社もバーチャルオフィスツアーのコンテンツを持っています。こちらはナビゲーターは存在しませんが、実際に社員が働いているときに撮影をしており、よりリアルに働く雰囲気を体感することが出来ます。
toridoriのバーチャルオフィスツアー
インフルエンサーマーケティング事業を展開するtoridoriでは、映像ではなく360度画像を組み合わせたバーチャルオフィスツアーを提供しています。ツアーというよりは自分で見たい場所を選択し、見れるようなコンテンツになっており、じっくりオフィスを見学することが出来ます。
※動画コンテンツはありませんが下記toridoriの採用サイトからアクセスすることが出来ます。
https://toridori.co.jp/recruit
EY新日本有限責任監査法人のバーチャルオフィスツアー
EY新日本有限責任監査法人のバーチャルオフィスツアーはドローンで撮影されたカッコ良いオフィス紹介映像とバーチャルオフィス紹介を融合させたハイブリッドなオフィス紹介コンテンツとなっています。また、バーチャルオフィス紹介では実際の社員の方にナビゲートしてもらえたり、社員の方のインタビューが随所に入っているなど、よりリアルなオフィスツアーを演出しているのも特徴の一つです。
バーチャルオフィスツアーの導線設計
バーチャルオフィスツアーはあくまでPRコンテンツですので、制作したから候補者に届くというものではありません。重要なのは各シーンごとに候補者へどうすれば届くか、心に響かせることが出来るのかを検討して導線の設計を行う必要があります。いくつかの利用パターンを例として挙げていきますので是非、自社で導入を検討される際にご活用ください。
紹介会社に使っていただくPRコンテンツとして活用
人材紹介会社の活性化は企業の採用活動を円滑に進めるための重要な要素の一つです。お付き合いのある人材紹介会社へバーチャルオフィスツアーのコンテンツを武器として提供いただくことで、オフィスのイメージをカウンセリング時に実際に見せることが可能となり、候補者のキャリアカウンセラーによるプレゼンテーションを聞いて感じた「なんか良いな」という感情を更に後押しします。働く場所をリアルに体験していただくことで、応募したいと思う気持ちが刺激されます。

社員紹介時のコミュニケーションツールとして提供
リファラル採用を推進する際に社員は友人に声掛けを行う際にラフな雰囲気で会話することが多いため、人によって提供している情報の粒度にバラつきが生じてしまいます。バーチャルオフィスツアーを採用コンテンツとして社内にも提供することで、実際に社員が働いている場所のイメージを誰でも均一な粒度で、視覚的に提供できるようになり紹介された友人は具体的なイメージをもって選考に進むかどうかを検討できるようになります。また、副次的な効果として一緒にオフィスを見ながら会話することで自然と会話が盛り上がり話やすくなるという効果もあるのです。

採用HPの働き方紹介コンテンツとして活用
採用HPにバーチャルオフィスツアーを埋め込むことで、採用HPんじ訪れるという候補者との初期接点の段階で候補者はその企業での働くことのイメージを得ることができ、情報量が増加します。それにより候補者は企業とのつながりを感じられるようになり、応募意欲の醸成や志望度の向上につながります。

選考中候補者へのサンクスメールに盛り込む
書類選考が合格して、実際に選考に進んだ候補者はより企業の細かな情報が欲しいと考えるようになるため、選考中のサンクスメールにバーチャルオフィスツアーへのリンクを添付します。特に新型コロナ禍のリモートワークが続く環境においても、就職先のオフィス環境は企業をより好意的に捉える為の重要なコンテンツとなります。

スカウト活動における差別化コンテンツとして活用する
現在スカウトは就職市場において、当たり前に使われはじめているツールの一つとなっており、優秀な候補者の元へは膨大な数のスカウトが毎日来るという現状があります。その中でバーチャルオフィスツアーをスカウト内容を際立たせるコンテンツとして活用することで、スカウトを開いてくれた方に対して、働く環境というすべての基盤となる情報を提供し、更なる興味喚起を促し、選考プロセスに参加いただくコンバージョン改善効果が見込めます。

基本編としてのご紹介は今回が以上となります!いかがでしたでしょうか。360度映像やバーチャルってなんか取っつきにくいと思いますし、本当に活用できるのかという懸念もあられると思います。もちろん、単純に撮影して、youtubeや採用HPにアップしてだけだと、人の目にも止まらず、活用されないという難しさもあります。しかし、コンテンツとしては非常に候補者にとっては優しく、有意義なものとなりますので、是非一度検討してみてください。
バチャナビを運営している株式会社DINAMICAでは採用ブランディングの支援からバーチャルオフィスツアーの企画制作までHR領域における先端技術の活用や、クリエイティブとの融合を提供しています。少しでもご興味がございましたら、下記お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください!