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米企業が日本企業のメニコンと提携してARコンタクトレンズ開発へ

米企業のMojo Visionが現実に拡張現実の画像を重ねて見ることができるコンタクトレンズのプロトタイプを開発しました。また、日系大手のコンタクトレンズメーカーであるメニコンと提携し、さらなる開発を進めています。

ARコンタクトレンズ開発へ

カリフォルニア州サラトガに拠点を置くMojo Vision社は、小さなディスプレイを内蔵したスマートコンタクトレンズを開発しました。このレンズを使えば、眼球の上に置かれたスクリーンでAR(拡張現実)の画像を見ることができます。これは非常に驚くべき技術革新ですが、コンタクトレンズは人体に触れるものであり危険性や衛生面など多くの問題があります。そのため、同社はコンタクトレンズにそれらディスプレイを内蔵させるにはセンシティブな扱いと信頼性があるか証明するための検証を行う必要がありました。Mojo Vision社の最高技術責任者であるMike Wiemer氏は、VentureBeat誌のインタビューで、

“これは開発契約であり、商業契約に変わる可能性もある。彼らと一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています。”

メニコン社との提携がその助けになると話しています。

この共同開発契約に基づき、両社は生産と製造に関するさまざまなフィジビリティ・スタディ(計画された新規事業や新製品・サービス、プロジェクトなどが、実現可能かどうかを事前に調査し、検証すること)を行い、Mojo Visionはこの技術を商業化するために、長期的な協力関係を築く可能性を模索しています。

Mojo Visionとは

Mojo Visionは、世界初の真のスマートコンタクトレンズと称するMojo Lensを開発しています。
Mojo Lensは、ユーザーの視界を妨げたり、移動を制限したり、社会的な交流を妨げたりすることなく、ユーザーの自然な視野にモノクロの画像やシンボル、テキストを重ね合わすことができるとされている。

2020年4月、モジョは資金調達ラウンドで5,100万ドル以上を調達したことを発表し、これまでに1億5,900万ドルを調達しており、同社には100人以上の従業員が在籍しています。契約の金銭的条件は開示されていません。Wiemer氏によると、同社は主要なコンタクトレンズ会社のほとんどと関係を構築しており、2020年1月に公開したものよりも進化した新しいプロトタイプに取り組んでいるといいます。

日本企業メニコンとは

メニコンは70年の歴史を持つコンタクトレンズメーカーで、1,400人を超える従業員が在籍しています。名古屋に本社を置き、素材開発、レンズ設計、硬質ガス透過性レンズ技術、レンズ製造、ケアソリューションなど、コンタクトレンズに関わるすべての分野を網羅した世界で唯一の企業です。

日本の企業が米スタートアップ企業と提携してxR分野を押し広げていくのは同じ日本人として純粋に嬉しいですし、楽しみですよね。また、ARコンタクトレンズはこれからさらに身近なものになるでしょう。そして、いずれ私たちの体の一部となって今のスマートフォンのように必要不可欠な存在になるのではないでしょうか。

(参考)
VentureBeat

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