【初心者必見】今さら聞けないARとは?技術の基本と活用イメージを分かりやすく紹介

皆さんこんにちは。
最近、ARという言葉を多くのメディアで耳にしますがARに対してこんな疑問はありませんか。

  • ARってどんな意味でどんな使われ方をしているの?
  • スマホ通して何か出てくるイメージはあるけど、何がAR?
  • VRとARって何が違うの??

そんなイメージを持っている皆様にまずARとはどういうもなのか。そして、基本として押さえておくべきポイントを中心にARの素晴らしさと可能性をこの記事では説明していきます。

そもそも、ARの意味って何?

そもそも「AR」というのは「Augmented reality(アーグメンティッドリアリティ)」の略であり、直訳すると「拡張現実」という意味です。
例えばスマホのカメラから現実空間を認識しその現実にバーチャルの視覚情報を重ねることで、さも目の前の風景に物体が現れているかのようにして、「仮想的に現実を拡張する」というものです。分かりやすい活用例で言うと、「PokemonGo」がそれに当たります。
PokemonGoはARモードにすると自分が今いる場所(現実空間)にポケモンがスマホのカメラを通して出現します。そして、そのポケモンを実際に捕まえて遊ぶことが出来るアプリです。

PokemonGo公式サイトより

どうでしょうか?イメージは段々と掴めてきたでしょうか?

VRとARの違いが分からないと思った方はぜひこちらの記事もご覧になってください。

VRについてそもそも基本から知りたいという方はこちらの記事で分かりやすく知ることができます。


次にARにはゲームの他にどんな活用事例があるのか紹介します。

入門編として押さえておくべきARの活用イメージ

PokemonGoを例に出しましたが、他にはどのような活用事例があるかを紹介します。

1.PokemonGoのように現実空間に現れて遊ぶことができるARゲーム

2.スマホをかざして一発採寸!店に行かなくても良いAR技術によるカタログ

3.いちいち文字を打ち込む必要なんかいらない!リアルタイム翻訳

4.現実空間にマップを入れ込むことでできるARナビ

5.面白くも、可愛くも、カッコよくもなれるモバイルARフィルター

他にも多くの活用事例がありますが特に注目されているものを上げました。
ARに関してはビジネスへの実用化や私たちの日常にかなりのスピードで浸透してきています。それほどまでに便利な技術であり、また一見して分かりやすい技術でもあります。

ARを体験するためのツールに関して

ARはVRと比べて必要な機器のハードルが低いことも特徴の一つです。多くの人は新しくデバイスを購入する必要などなくARを体験することができるのです。
既にほとんどの方が持っているARデバイスが何かわかりますか?

そう!皆さんの手にあるスマートフォンです。スマホさえあれば簡単なARは体験することが出来るのです。

Photo by UNIBOA on Unsplash

スマホはもちろん気軽にARに触れるうえでは最適なデバイスです。
しかし、もっと高性能なAR技術を搭載したARデバイスを使用したいと言う方もいらっしゃると思いますので、是非こちらを調べてみてください。
HoloLends2
Magic Leap One
Nreal Light

これからのARの需要はどうなっていくの?

2019年6月26日IT専門調査会社 IDC Japan によると世界のAR/VRのハードウェア、ソフトウェア及び関連サービスを合計した支出額は、
2018年は89.0億ドル、2019年の168.5億ドルから2023年には1,606.5億ドルに達する見通しで、2018年から2023年にかけての年間平均成長率は78.3%と高い成長が見込まれているといわれています。

国内に限った話だと、2020年1月26日に株式会社矢野経済研究所が「国内XR(VR / AR / MR)360°動画市場規模予測」を発表し、国内だけの成長率で言うと、平均して120%の成長が予測されています。
その他にもアクセンチュアが発表したAR技術による購買の促進効果のまとめもあり、ARは消費者の行動を大きく変えると言及されています。

ARはVRよりも国内の理解や関心が高まり、ある程度の土壌は固まってきています。これからの流れとしては、VRデバイスやコンテンツが普及するよりも今のAR技術の浸透がさらに加速化しARの波がくることが予想できます。

5Gにより通信に関する制限がある程度外れたことも合わさるとARはさらに普及しデバイスも進化することが期待されます。みんながARグラスをかけて当たり前のように生活する日が来るかもしれません。また、そうだとしたらその日は案外早くやってくるかもしれませんね。

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