株式会社リクルート、株式会社リクルートキャリア、株式会社360channelは佐川急便からの依頼を受け、VRインターンシップ“佐川SD(セールスドライバー®️略)チャレンジを制作しました。
リクルートキャリアが企画、リクルートが制作、360channelがストーリー考案・CG制作・システム構築を担当したとのことです。
佐川急便がVRインターンシップに取り組んだ背景
従来から佐川急便では、インターンシップにおいて、お客さまとの会話から物流課題の種を見つけることの重要性、セールスドライバー®️が顧客と密にコミュニケーションを取ることによって、生まれるソリューションの提供価値を身をもって学んでもらいたいと考えていました。
しかし、佐川急便の営業であるセールスドライバー®️の仕事はドライバーという固定概念があったがゆえに、仕事の本質や目標を説明するためには、その業務の概要と背景を資料でじっくり説明する必要がありました。そんな状況の中で今回、開発・提供したVRインターンシップであれば、ドライバー目線での運転体験、お客さま先での業務やお客さまとのコミュニケーション、そして、物流課題の種の発見まで、一気通貫で体験することが出来るため、座学ベースの学習よりも数段高い学習効果を得ることが出来るという期待があったとのことです。
VRインターンシップ開発プロセス
今回のVRインターンシップはリクルートキャリア、リクルートが佐川急便のニーズに基づいて企画・立案したコンセプトに沿って開発されました。全体コンセプトは架空のお客様である訪問企業の設定など非常に細部までこだわられており、そのコンセプトに基づき、360channelがストーリー骨子の企画、CG空間やアバターなど世界感の表現、ストーリーや登場人物に関わるプログラム設計の構築などを行うという分業体制で完成に至りました。
インターンシップVR体験“佐川SD(セールスドライバー®️略)チャレンジ”

佐川SDチャレンジではVRを体験する際に、空間が意識的に広く見えるように制作したり、チュートリアルでの説明を丁寧にしつつ、そのデザインや位置調整を突き詰め、自然なVR体験になるよう細かな部分までこだわって設計したとのことです。
今回のインターンシップではセールスドライバーの業務を非常にリアルに体感することが出来ます。
また、VR空間で作られたソフトですので、何回でも挑戦することができ、より効率的なインターンシップの実施及びセールスドライバー®️の業務理解の促進に寄与しています。