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【取材記事】イケア原宿とバーチャルモデルimmaのコラボに込められた想いとは

イケア原宿のオープンにあたり、クリエイティブエージェンシーのワイデン+ケネディトウキョウとイケア・ジャパンはバーチャルモデルimmaが家で過ごすインスタレーションを実施しました。
これの企画は、イケア原宿のショップウィンドウで3日間にわたり、バーチャルモデルのimmaのリアルな暮らしを届けるもので新しい体験として来場者を驚かせました。

今回、その総集編となる動画が公開されましたのでそちらの紹介と今回の企画に中心として携わられたワイデン+ケネディトウキョウのクリエイティブ・リードMax Pilwat氏から、当メディアへいただいた本取り組みに関してのコメントを紹介させていただきます。

総集編となる動画は今回の取り組みについて、とても魅力的にまとまっていると思いますので、ぜひ初めにこちらの動画をご視聴ください。

IKEA Harajuku with imma: The Recap JP

イケア原宿とバーチャルモデルimmaのインスタレーション概要

イケア・ジャパン 今回の取り組みへの想い

イケア・ジャパンによると、”家は多くの人々にとって日々の疲れを癒し、明日に向けてリセットするための場所だと捉えられてきましたが、より多くの時間を過ごす現在は、それ以上に大きな役割を果たす場所になってきている”とのことです。
家はその大きさにかかわらず、どこよりも自分らしく、もっと長い時間を過ごしたいと思える場所であるべきであり、イケア原宿は若者層に対して家で自分らしくハッピーに暮らすためのさまざまなアイデアを提供していくことを大切にしています。

今回30万人以上のフォロワーを誇り、若者からも支持のあるバーチャルモデルimmaとパートナーシップを組むことで、若い年齢層にも、家についての新しい考え方を共有していくことを狙いとして、今回の取り組みを始められたようです。

インスタレーションの内容

今回のインスタレーションでは、immaが家のなかでダンスやヨガをしたり、掃除や植木の水やりをしたりする日常の様子を、店舗前を通る全ての人が観ることができ、イケア原宿に来店できない方も、イケアの特設サイトや、公式YouTubeチャンネルのライブ配信を通じて、3日間immaが家で過ごす様子を見ることができました。

今回のキャンペーンに関するワイデン+ケネディトウキョウのコメント

今回のキャンペーンや総集編ムービーで届けたい想い

イケア Harajuku with immaの総集編ムービーは、IKEA原宿オープンのためのインテグレーテッド・キャンペーン(統合型マーケティングコミュニケーション)のすべての点をつなぐ方法として考えられました。
今回のコラボでは、ショップウィンドウに設置されたimmaのリビングと、店舗2階のLEDスクリーンに映し出されたimmaのベッドルームの様子をイケアの特設サイトとYouTubeチャンネル3日間ライブストリーム配信し、ソーシャルメディアでもimmaがリアルタイムで投稿を行うことで、バーチャルモデルimmaの自宅での生活をより親密に感じられるようにしました。
例えば、彼女がリビングルームでお絵描きをしている様子をInstagramで見ることができたり、彼女が音楽を聴いてリビングルームを飛び跳ねているときはファンがSpotifyのホームプレイリストを聴いたり、代々木公園で愛犬の散歩をしているときはショップにあるスクリーンに彼女が映っていなかったりとリアルを大切にしています。
このムービーはこれらの異なる流れをすべて追いかけ、バーチャルと現実世界を織り交ぜるようにしたことが狙いです。
 当日、イケア原宿や特設サイト、YouTubeですべてを追うことができなかった人にもimmaの3日間の生活を振り返っていただく機会になればと思います。

キャンペーン全体を通して良かったポイント

バーチャルインフルエンサーであるimmaが初めて現実世界と交差できたことです。ただ商品を持ったインフルエンサーを紹介するだけではなく、「イケア Harajuku with imma」は、インフルエンサーマーケティングのネクストレベルとして、さらに深く掘り下げることができました。「イケア Harajuku with imma」はインテグレーテッドキャンペーンとして掘り下げて展開され、店頭でのインスタレーションから3日間のライブストリーム、そしてimmaがキュレーションしたイケア商品の値札へのimmaからのデジタルコメントまで作り込むことができました。

キャンペーン全体を通して大変だったポイント

一番苦労したのは、バーチャルとリアルの世界をシームレスに融合させることでした。イケア原宿では、物理的な空間とLEDスクリーンを組み合わせたimmaのリビングルームのインスタレーションをおこなったのですが、スクリーンと現実世界をシームレスに融合させるためには、LEDパネルの色温度をリアルタイムで調整する必要がありました。ライトメーターは外界の色温度をトラッキングし、日中の光や天候に反応するようになっているんです。

来場者の方の反応はどうだったか

バーチャルヒューマンの生活を垣間見て、来場者は驚きと興味をそそられていたと思います。いままで、immaの家でのハッピーな暮らしを見たことがある人はいなかったので。イケア原宿の2階にあるキュレーションルーム(immaの部屋に使われているイケアの家具が集められているモデルルーム)では、immaのホームファニッシングのセンスへのコメントなども頂けておもしろかったですね。

イケア原宿店の反応はどうだったか

イケア原宿店のコワーカーの方たちは、店のスピーカーからimmaのSpotifyプレイリストが流したり、immaデザインのネームタグに付け替えてくれたりと、キャンペーンを楽しみにしてくれただけでなく、できる限りの盛り上がりを演出してくれたりと、全体を通してとても良い感触を感じていただけたと考えています。

バーチャルモデル「imma」のコメント

ソーシャルディスタンスが必要な生活になって、あたしの毎日の過ごし方も変わりました。難しいこともあるけど、家でハッピーに過ごすいろいろな方法を考えるなかで、やっぱり自分だけの自分らしい空間を作ることが大事だって気づきました。この新しい家での暮らしでの気づきを、世界中のみんなとシェアできることがとっても嬉しいです。

イケア・ジャパン プレスリリースより抜粋 https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/newsroom/20200825-imma-life-style-pubac7d5820

今回の取り組みはバーチャルと現実の垣根を無くし、まったく新しい顧客体験を創出するという観点で非常に面白かったです。バーチャルモデルという存在だからこそ、実現できたと思いますし、これからバーチャルモデルという存在が当たり前になっていくことにより、表現の制約が減ることで新しい体験を提供してくれることを期待しています。

今後、ワイデン+ケネディトウキョウはデジタル領域のプロジェクトも増やしていく予定とのことですので、更なる展開に目が離せません。

(参考)
イケアジャパンのプレスリリース

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