VR音楽プラットフォーム「WaveBeta」を運営するWAVEXR, Inc.が複数のアーティストからの資金調達に成功したことを発表しました。
2020年6月にもNTTドコモ・ベンチャーズが出資を行ったことでも話題なったWAVEXRですが、市場におけるさらなる期待値の高さを証明することになりました。
VR音楽プラットフォーム「WaveBeta」を運営
WAVEXR, Inc.は、2016年にアメリカのカリフォルニア州で創業されたVRテックベンチャー企業です。
VR音楽プラットフォーム「Wave Beta」を運営しており、マルチプレイでDJや観客としてクラブ・ライブ体験ができるサービスになっています。
これまでに50以上のアーティストが、VR内でライブイベントを開催しており、ユーザー認知度も徐々に高まっております。
そして、今回はグラミー賞アーティストでもあるTheWeekend、日本でも知名度の高いジャスティン・ビーバー、シンガーソングライターのJ・バルヴィンなどからの資金調達を成功させたことで
さらに話題性が高まっていくことが予想されます。
TheWeekendは、Waveの協力のもとTikTok上でバーチャルライブパフォーマンスを配信しております。
ゲーム分野への展開を計画中
今回の資金調達も含め、今後の事業戦略として「ゲーム分野との連携」を強化していくことを、同社CEOが説明しております。
オンラインゲームプラットフォームの「Roblox」との協業イベント開催を目指し、アライアンスを深めていく予定です。
マーケットで見ると、プレーヤーが増えてきている市場ではありますが、まだまだ成長性の高い市場であるのも事実ではありますので、WAVEXRとしてシェア拡大をさらに加速させるための今回の資金調達だといえるでしょう。

(参考)
RollingStone