スペースリーと大同メタル工業が製造業向けVR研修領域において業務提携

どこでもかんたんVRのクラウドソフト「スペースリー」を運営する株式会社スペースリー大同メタル工業株式会社と業務提携契約を締結したとのことです。
2020年10月1日より、大同メタル工業株式会社による製造業向け『どこでもかんたんVRクラウドソフト「スペースリー」』のライセンス販売を開始します。

どこでもかんたんVRクラウドソフト「スペースリー」とは

「スペースリー」は”VRをみんなの日々の当たり前に”をコンセプトに開発された仕組みでVRコンテンツを気軽に誰でも制作することができるクラウドソフトウェアサービスです。
不動産住宅分野が中心とはなりますがこれまで延べ4,000以上の事業者に利用されているとのことです。昨今ではVR研修領域を中心に製造業を始め、飲食業や金融業、インフラ業などにも利用の幅が拡大しており、今回の業務提携も製造業向けの研修コンテンツに関する取り組みとなります。

「スペースリー」でVR研修が拡大している背景

昨今の新型コロナウィルスの影響下で3密を避けて研修を行う、「リモート研修」などのニーズが増えています。また、製造業では事業承継にも大きな課題があるため従来から研修のニーズは非常に高いです。VR研修は工場など地方にあるような空間でも、あたかも現地で研修をしているように没入感体験を表現し、クオリティの高い研修内容、移動などのコスト削減、3密の回避などのメリットを享受することができるため昨今ニーズが急激に拡大しています。
実際にスペースリーは多種多様な業種の大企業を中心に数十社の事業者に導入され、効果が実証されてきたとのことです。

大同メタル工業での実証事例と業務提携の背景

大同メタル工業株式会社は、自動車向けエンジン軸受世界トップシェアを誇る企業です。
従来からスペースリーのVR研修ソフトを活用した実証実験を行っており、VRコンテンツを体験した研修者の習熟度43%アップ、研修33%効率化という結果を得られたとのことです。

今後、大同メタル工業株式会社の持つVR活用ノウハウと、総合すべり軸受メーカーとして80年を超える経験、スペースリーの持つソリューションの強みを活かして、製造業におけるVR研修の活用をより拡大し、更なる発展を目指すため業務提携に至りました。

製造業向け「スペースリー」VR研修コンテンツの概要

コンテンツの特長

1.制作が簡単
市販の360度カメラで撮影した写真や動画を取り込み、コンテンツを作成/編集することができるので、気軽にVRコンテンツを制作することができます。簡単なコンテンツであれば30分ほどで出来上がるとのことです。

2.初期導入が手軽
アカウントを登録するだけで面倒なインストール作業は一切不要とのことです。
必要機材(撮影・編集・視聴)も市販の機材で対応いただけます。

3.研修結果の把握が可能
研修結果を集計管理できる機能付きで、リアルタイムで研修者個人ごとの研修結果を把握することができます。

4.ユーザー目線のサポート
同じ製造業である大同メタル工業およびグループ各社での活用事例をもとに、業界特性を深く理解したアドバイスやサポートをユーザー目線で行います。

価格体系

月額35,000円~

(参考)
スペースリー プレスリリース
スペースリー 公式サイト

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