バーチャル空間上で様々な人とサイクリングを楽しむことができるサービスを提供している「Zwift」が、大型の資金調達を実現したことによってさらなる注目を集めています。
新型コロナウイルスの感染拡大で、「巣ごもり需要」が高まる中でさらなるプラットフォームの強化を進めています。
Zwiftとは 約470億を資金調達し、さらなるサービス拡大
zwiftとは、2015年に創業したベンチャー企業で、さまざまなバーチャル空間の中でサイクリングやランニングが楽しめるようなオンラインバーチャルプラットフォームを運営しています。
ユーザーはすでに250万人を超え、日本においてもロードバイクを楽しむ層においてはかなりメジャーなサービスとなっております。
※Zwift公式チャンネルより
そのZwiftが、2020年9月16日に4.5憶ドル(約470憶)の資金調達を実現したという発表をしました。
この巨大資金調達ラウンドで得た資金は、現在提供しているソフトウェアとの連動性をより高めた自社独自のハードウェア開発のために使うという。
これによって自社サービスの精度及び単価を大幅にアップさせることができます。
日本でも広まりつつあるZwift
ロードレーサーとして知られる安田大サーカスの団長がYoutubeで紹介するなど、日本においてもZwiftの認知度は高まりつつあります。
※安田大サーカス団長公式チャンネルより
また、今回の新型コロナウイルス感染拡大によってリアルイベントが軒並み中止となっている中で、Zwiftを活用したサイクルイベントが開催されるなど、次世代のニュースタンダードを形成しつつあります。
家庭用フィットネスツールでいうと、Pelotonの大成功が記憶に新しいかと思いますので、
一部のロードバイクファンだけのものだったZwiftが、一般ユーザーにも知られるようになることは、もう遠くない未来のように感じます。