みなさん、こんにちは。
今回紹介するのはXR技術(VR/AR)を活用した新たなデザインを学ぶことができるスクールである「NEWVIEW SCHOOL」を紹介いたします。
「NEWVIEW SCHOOL」とは
NEWVIEW SCHOOLはこれまでにない芸術体験をXR技術によってデザインできるスキルを身に着けることができるあたらしい表現の学校です。
XR領域におけるエンジニアというよりも、クリエイターのような職種やアーティストを目指す方にとって最適な学校になるのではないでしょうか。
多彩な講師陣からxR表現のための本質的な考え方としてVRであることが目的化するのではなく、「xRである理由」を考えながら作るための思想を磨いていくとのことですので、サービス開発などを検討されている方も本質的なアプローチを行うという意味では注目できると思います。
「NEWVIEW SCHOOL」の概要
NEWVIEW SCHOOLの思想
技術分野としてのxR(VR/AR/MR)の広がりはめざましく、5G時代の到来を期にさまざまなトライアルが行われ、次々に作品が生まれています。
しかし、あたらしい表現は、市民権を得るほど空洞化する傾向にあるのも世の常。ただ形式をなぞっただけの、本質的にまったく新しいとは言えないものが溢れるようになってしまっては意味がありません。
NEWVIEW SCHOOLでは、同時代のデジタル技術や思考を取り入れて新しい表現・体験をデザインする第一線の講師陣を迎え、仮想現実・拡張現実・複合現実における本質的な思考と表現を養うカリキュラムを組んでいます。今期はオンラインで行い、全国の受講クリエイターとともに実験と実践を繰り返します。
いまだ黎明期にあるこの分野に”実”をともなった多様性を創出し、次の時代を代表していくようなクリエイションの種を世界にまくことを、私たちは目指しています。
「NEWVIEW SCHOOL」公式HPより https://newview.design/school/
次世代のクリエイターを育成する仕組みと講義の特徴
◆多彩な講師陣
講師はデジタル技術や思考を果敢に取り入れ、新しい表現の開拓を続けている第一線で活躍しているクリエイターが担当することで、次の時代を担えるクリエイション力を育成するとのことです。
◆「STYLY」「Unity」を使いVRとARを両輪で習得
習得・活用ツールは、VR/AR制作・配信のプラットフォーム「STYLY」と、「Unity」を使用。
表現面では、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)を両輪で学んでいくことができるとのことで、自身が学びながら興味のある分野を決めていくことができたり、双方を追求してくことができたり、選択肢が広がることは非常に魅力的だと思います。
また、「STYLY」「Unity」を使った作品制作は受講前にオンラインで事前履修できる環境を用意されるとのことで講義では表現の研鑽と作品制作に集中できるとのことです。
◆ゼミ制度
このようなスクールでは珍しいですが、ゼミ制度を導入しているとのことです。
ゼミの講師としては第一線で活躍されるクリエイターが担当されるようですので、
講義以外にも小さなコミュニティでフィードバックを得ながら自己研鑽できることは非常に魅力的だと思います。
◆テクニカルサポート
テクニカルサポーターという作品制作にあたって「STYLY」「Unity」に関して技術面でサポートしてくれる方もいらっしゃるとのことで、テクニカル面に関しても安心して作品制作に取り組めるようです。
◆卒業制作としてNEWVIEW AWARDSにエントリー
目標がなければ学習とは継続しないものだと思います。
NEWVIEW SCHOOLでは卒業制作として世界的規模のイベントとなっている「NEWVIEW AWARDS」へのエントリーをすることを設定しています。
下記に詳細を記載した記事のリンクを張りますが、非常に大規模なイベントですので学習のやる気も継続できる良い目標になるかと思います。
エントリー方法
残念ながら2020年度の応募は締め切っていますが、下記に今年度の募集要項を記載いたします。
スクール受講にあたっては希望者の選考を行うとのことですので、もし来年度の受講に興味がある場合は参考にしていただければ幸いです。(2021年度の選考が同様の内容、選考が実施されるのかは不明です)
【2020年度応募概要】
◆エントリー条件
・PCをお持ちの方
※受講にはPCが必須です。STYLY (STYLY Studio) の推奨動作環境は以下となります。
OS:Windows(64bit)、Mac GPU:discrete GPU (NVIDIA、 AMD)、Intel
→詳しくはこちら
・卒業制作として「NEWVIEW AWARDS 2020」への作品応募
・「STYLY」「Unity」のオンラインカリキュラムを開講式までに終えていること
※申し込み後、受講が確定された方に案内します
・オンライン受講に必要なネットワーク環境がご用意できる方
◆応募フォーム記入
・志望動機(300字程度)
・NEWVIEW SCHOOLを通じてどんなチャレンジをしたいですか?(300字程度)
・好きな作品を教えてください(300字程度)
いかがだったでしょうか。
XR領域のクリエイター専門学校は数少ないかと思いますし、非常に充実した学校かと思います。
もしXR領域のクリエイターに興味がある方は一度検討されてもよいかと思います。