剃毛/脱毛に関する価値観の多様性をバーチャルヒューマンMEMEが訴える

総合刃物メーカーの貝印株式会社は、『#剃るに自由を』をテーマにしたコミュニケーションの一貫として、バーチャルヒューマンMEMEを起用しグラフィック『ムダかどうかは、自分で決める。』を2020年8月17日(月)より公開しています。

バーチャルヒューマン MEMEとは

MEME(メメ)は、CGで作られたバーチャルヒューマンです。
“不完全な美を携えた仮想の女の子”を表現しており、社会通念上美しいとされるようなキャラクターとは違う形で存在し、多様性を必要とする社会で存在感を示しています。

性格的にはアート・デザイン・写真などがスキで、できればそれを仕事にしたいと思っているパンクな気質の女の子です。そばかすと、額と顎にやや目立つ痣があり、それをコンプレックスに感じていますが、それをポジティブに個性として捉える側面も持っています。
自分の周りで起こる事や社会の出来事について、目をそらすことなく自分の頭で理解をしたいと思っており、“リアルであること”が彼女のモットーとなっています。

『#剃るに自由を』をテーマに社会へ発信

貝印が実施した「剃毛・脱毛についての意識調査」では、「気分によって毛を剃っても剃らなくても良い」と思う人が80.5%という結果になったそうです。
そこで貝印は、剃る・剃らないの選択は自分で自由にしたいという本音をバーチャルヒューマンMEMEが代弁し、『ムダかどうかは、自分で決める。』というコピーと共に、グラフィックを展開しました。

刃物メーカーとして100年以上お客様に寄り添ってきた貝印は、剃毛・脱毛における意識の多様化に伴い、『#剃るに自由を』をテーマにしたコミュニケーションを開始し、その取り組みの一貫として本施策を展開したとのことです。

『ムダかどうかは、自分で決める。』

 「ムダかどうかは、自分で決める。」というメッセージは、貝印が雑誌「EYESCREAM」とのタイアップで制作したZINEから生まれた言葉だそうです。
同ZINEのディレクションは、インディペンデント雑誌「HIGH(er)magazine」編集長であり、現在は自身が設立したクリエイティブカンパニー「HUG」を軸に活躍するharu.さんによるものとのことです。haru.さん自身、体毛の悩みやコンプレックスを持っていた当事者として、このメッセージを発信しました。 
https://eyescream.jp/culture/52887/

【貝印株式会社】
 1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っている総合刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5 代表取締役社長:遠藤宏治 http://www.kai-group.com/

(参考)
貝印株式会社 プレスリリース

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